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【板橋G】Round 3:山本 明聖(和歌山) vs. 中 善弘(石川)

【板橋G】Round 3:山本 明聖(和歌山) vs. 中 善弘(石川)

By Yukio Kozakai

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 約50人のブロックで8回戦。つまり、3回戦の現時点で「全勝者」はもう既にわずかである。有力プレイヤーが次々と黒星を喫していく中で、あと一歩で新人王......と、いうところまで2009年シーズンを盛り上げた強豪が2連勝のテーブルについた。

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 山本 明聖(和歌山)。

 「今年もっとも伸びたプレイヤー」と評する関係者も少なくない。プロツアー京都ベスト4の実力が示す通り、年間を通じて構築・限定とも高いレベルで戦ってきた。今年掴み損ねたタイトルは大きかったが、2009年の締めくくりに構築王者のタイトルを掴み取るか。

Game 1

 2枚の《野蛮な地/Savage Lands》スタートとスローな立ち上がりの中。デッキはジャンドだ。赤白上陸ビートダウンの山本は、後手ながら《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》《板金鎧の土百足/Plated Geopede》と軽快に並べ、フェッチランドでさらにプレッシャーをかける。

 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》で盤面を固めて時間を稼ぐ中に対し、山本は手札の《地震/Earthquake》を温存しつつ、出来る限りクリーチャー戦闘でこれを捌こうと試みる。

 だが、そこは単体除去が売りのジャンド。《板金鎧の土百足/Plated Geopede》はことごとく《稲妻/Lightning Bolt》の餌食となり、2枚目の《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を出されては苦しい。さらに《荒廃稲妻/Blightning》で手札も失う山本。そして次の瞬間、山本が「信じられないものを見た」といった表情で、中のプレイしたカードを凝視する。

 《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》

 脆さを併せ持つが、ダメージレースを一気にひっくり返す力のある好カード。強化能力に強奪能力と、その力を遺憾なく発揮して山本を追い詰める。山本はあと1枚土地が引ければ、2枚の《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》の上陸から《地震/Earthquake》へ繋げて勝利というところまでは持って行ったが......。

 ついに現れた、中の《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》を前にして、最後まで山本は土地を引き込めなかったのだった。

山本 0-1 中

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Game 2

 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》《コーの空漁師/Kor Skyfisher》でガンガン攻める山本。中は《不屈の自然/Rampant Growth》でマナを加速し、《終止/Terminate》で《コーの空漁師/Kor Skyfisher》を仕留める。

 後続を並べる山本。《瀝青破/Bituminous Blast》からの続唱《稲妻/Lightning Bolt》でしのぐ中。失った戦力を《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》で山本が整えれば、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《ジャンドの魔除け/Jund Charm》でしっかりキャッチ。

 そこから反撃に転じたい中だが、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》で補充した攻め手を全て展開されると厳しく、前半戦で大きく開いたライフ差がここでモノを言った。

山本 1-1 中

Game 3

 ダブルマリガンながら、《不屈の自然/Rampant Growth》スタートで早い展開に負けないマナベースを作り上げ、《稲妻/Lightning Bolt》《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》で山本の序盤を耐える。

 だが、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》で後続を追加されると、もともとの2枚差はいかんともし難い。《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》で粘りを見せる中だったが、最後は《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》を含む一斉攻撃で圧倒した。

 山本が3連勝と、波に乗った。

山本 2-1 中

山本 勝利!

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