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【板橋H】Round 7:松本 郁哉(石川) vs. 岩崎 裕輔(兵庫)

【板橋H】Round 7:松本 郁哉(石川) vs. 岩崎 裕輔(兵庫)

By Yukio Kozakai

 このラウンドでフィーチャーエリアに招かれたのは松本 郁哉(石川)と岩崎 裕輔(兵庫)、両者ともここまで5勝1敗。

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 6連勝のプレイヤーがいる以上、これ以上の敗北は即、決勝ラウンドへの道が閉ざされることを意味する。

 そして、この2人のデッキが面白い。松本は、10月のローテーション前のスタンダードのカードを中心とした、いわゆるトースト系コントロール。対する岩崎は、2007年のグランプリ京都で自らを準優勝たらしめた相棒であるコンボ『プロジェクトX』をエクステンデッドで仕上げてきた。

 昔、好きで使っていたデッキをチューンして持ち込む。

 これも、エクステンデッドの楽しみ方のひとつだ。

Game 1
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 松本が《鮮烈な小川/Vivid Creek》、岩崎が《草むした墓/Overgrown Tomb》からの《極楽鳥/Birds of Paradise》スタート。ここで松本が《稲妻のらせん/Lightning Helix》で《極楽鳥/Birds of Paradise》を除去すると、岩崎の動きが急に悪くなる。白マナが足りないのだ。

 一方の松本は《熟考漂い/Mulldrifter》を想起でプレイして手札を回復させ、淡々と土地を並べる。岩崎は2枚目の《極楽鳥/Birds of Paradise》によって、ようやく《翻弄する魔道士/Meddling Mage》(指定:《審判の日/Day of Judgment》)をプレイできるようになり、さらに《本質の管理人/Essence Warden》《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》《オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion》と並べる。松本は《本質の管理人/Essence Warden》に《糾弾/Condemn》を撃ち込む。

 《連合の秘宝/Coalition Relic》によてマナを充分に蓄えた松本は、《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》をプレイ。これで岩崎のハンドを空にさせるが、大量にクリーチャーを並べていた岩崎のクロックは健在であり、《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》が通っている状態。さらに引き込んだ《闇の腹心/Dark Confidant》をも追加する。

 しかし、待っていたのは松本の《滅び/Damnation》2連発。《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》で蘇ったはずの《闇の腹心/Dark Confidant》も失い、ハンドも使い切っていた岩崎はこのゲームを早々と諦め、残り2本で取り返す判断を下した。

松本 1-0 岩崎

Game 2
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 岩崎が《本質の管理人/Essence Warden》で殴り、松本が「鮮烈」土地を並べる立ち上がり。

 だが岩崎の手札の内容が良くない。3枚の《墓所の勇者/Crypt Champion》に2枚の《召喚の調べ/Chord of Calling》を抱えて身動きが取れなくなり、《本質の管理人/Essence Warden》での攻撃を一時中断して《召喚の調べ/Chord of Calling》のコストに回そうかと考える。が、結局次のドローで《根の壁/Wall of Roots》を引き当てて攻撃を再開。

 しかし、かかった時間があまりに長すぎた。ほぼ無傷で4マナに到達した松本は、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》を指定。コンボのキーカードを根絶やしにすると、今度は《滅び/Damnation》で盤面も平らにする。

 ここまで順調に見えた松本なのだが、土地が4枚で止まっている。岩崎はもう一度、盤面を立て直すべく《墓所の勇者/Crypt Champion》を赤マナ込みで戦力としてプレイするも、再び《滅び/Damnation》を浴びて元通り。

 即死の危険は既に去った。あとはゆっくりと盤面を支配していけばいいだけの松本は、とにかく時間を引き延ばして戦いたい。

 ようやく5枚目の土地を引き当てた松本がプレイしたのは、アタッカー、兼補給要員の《刻まれた巫女/Etched Oracle》(カウンター4つ)。岩崎が《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》で《刻まれた巫女/Etched Oracle》を倒そうとしても、それはドローへと変わり、《闇の腹心/Dark Confidant》をプレイした返しには3枚目となる《滅び/Damnation》。

 松本の《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》によって、もはや墓地も岩崎のリソースではなく、2枚目の《刻まれた巫女/Etched Oracle》が襲い掛かる展開。7マナへと到達し、迫り来る《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》。

 全角度からデッキを掌握された岩崎は、今度は敗北を認める形でデッキを片付けた。

松本 2-0 岩崎

松本 勝利!

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