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【代々木C】Round 7:三原 槙仁(千葉) vs. 谷澤 芳理(福島)

【代々木C】Round 7:三原 槙仁(千葉) vs. 谷澤 芳理(福島)

by Yohei Tomizawa

 このラウンドでフィーチャーするのは三原と谷澤、共に1敗同士対決である。

 谷澤のデックは2009年世界選手権にて登場したHyper Naya Zoo(青入りZoo。サイドボードが《古えの遺恨/Ancient Grudge》《翻弄する魔道士/Meddling Mage》《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》と取られており、Thopter Combo、集団意識、発掘とバランス良くメタデックに対処できるようになっている。

 対戦相手である三原のデックは谷澤の仮想的、Thopter Combo。

 青と白のシンプルな2色の構成であり、除去とドロー、デック名にもなっている《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》がZoo、All in Redに強い耐性を持つ、三原好みの王者のデックである。

 最終戦に臨みを繋ぐためにも絶対に負けられない、この試合。勝つのは、どちらのプレイヤーだろうか?

Game 1
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 谷澤はフェッチランドから《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》、《野生のナカティル/Wild Nacatl》をキャストとZooお決まりの流れ。続けて《貴族の教主/Noble Hierarch》の賛美能力で4点ダメージを与え、三原のライフは16まで落ち込む。

 この返しに三原は《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》をX=1でキャストし、起動する。盤面を一掃されるとクリーチャーを持たない谷澤は《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》をキャストするのみ。

 ゆったりしたゲームになりつつあるため三原の土俵かと思われたが、エンドにキャストした《知識の渇望/Thirst for Knowledge》が《バントの魔除け/Bant Charm》されてしまい、手札を、墓地を増やすことが出来ない。

 三原は《バントの魔除け/Bant Charm》を警戒し、機を窺いメインで《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をキャスト、谷澤の前に4種類のカードを並べる。

 この4枚からの動きを、三原の手札を予測し、谷澤は前者2枚を手札に、後者2枚を墓地に贈る決断を下す。

 もともと手札にあった《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》がキャストされ、トークン量産体制を整えると同時に、ライフも回復手段も用意し、少しずつ谷澤のライフを攻め始める。


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 クリーチャーがない分スペルが充実している谷澤は、2枚の《バントの魔除け/Bant Charm》で無限エンジンの破壊に成功する。後は《悪斬の天使/Baneslayer Angel》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》といった強力無比なクリーチャーを引き、早くクロックを用意したい。

 だがトップデック勝負といえば剛腕三原、あっさりと《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》を引き込み、能力で《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》をライブラリーに積むことを告げる。

 増え続けるトークンとライフの前に、谷澤は投了。

三原 1-0 谷崎

Side

 三原は《流刑への道/Path to Exile》《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》といったクリーチャー対策を追加し、谷澤は《否認/Negate》《古えの遺恨/Ancient Grudge》《翻弄する魔道士/Meddling Mage》などアーティファクト除去、対コントロールカードを合計14枚投入した。

Game 2

 《樹上の村/Treetop Village》からスタートした谷澤の最初のクリーチャーは《野生のナカティル/Wild Nacatl》。三原のキャストした《流刑への道/Path to Exile》も《否認/Negate》し、クロックを維持...出来ず。狙い澄ましたように《呪文嵌め/Spell Snare》にて再度カウンターされてしまう。

 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》は《流刑への道/Path to Exile》され、逆に1マナしかない隙を突かれ《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をキャストされてしまう。

 ここから後者2枚を手札に贈り、谷澤は《樹上の村/Treetop Village》をアクティベートし、初ダメージを与え16とする。

 クロックのサイズアップを図るため2体のクリーチャーを展開するが、そこには《神の怒り/Wrath of God》が突き刺さる。《否認/Negate》は、ない。

 《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》が生み出し続けるトークンに対し、谷澤は《古えの遺恨/Ancient Grudge》も、《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》も引けない。Game1に引き続き、溢れるトークンの前に敗北となってしまった。

三原 2-0 谷澤

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