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Round 3:小宮 忠義(神奈川)vs. 吉井 達郎(北海道)

Round 3:小宮 忠義(神奈川)vs. 吉井 達郎(北海道)

By Yohei Tomizawa

 このラウンドでフィーチャーするのは日本選手権97、Finals98、グランプリ九州、台北と数々の優勝経験をもつ、小宮 忠義(神奈川)である。

 《風乗りの長魚/Windrider Eel》を始めとする強力な飛行クリーチャーを始め、2種のバウンスにカウンターと青が強いゼンディカー。『青の強い時代に小宮あり』という言葉どおり、彼のプレイ、強さが見れるかと思うと、ワクワクが止まらない。

 対戦相手は吉井 達郎(北海道)。5年ぶりマジックの大会らしく、「デックは85点。プレイは30点。合わせて55点ですよ。」と謙遜するが、デックを見せてもらうと《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》や《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch》といった爆弾カードのオンパレード、と確かに強い。

 テクニックの小宮か、パワーの吉井か。二人の熱戦に、期待しよう。

Game 1

 小宮の手札:《冒険者の装具/Adventuring Gear》、《罰する火/Punishing Fire》、《領地のベイロス/Territorial Baloth》、《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster》、《カザンドゥの隠れ家/Kazandu Refuge》、《森/Forest》、《平地/Plains》。

 先手の吉井がこの環境のリミテッド戦を象徴する動きを見せる。《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》と《冒険者の装具/Adventuring Gear》という上陸カードたちである。4ターン目から4点というクロックを作り出す。

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 小宮は《罰する火/Punishing Fire》や《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster》でゲームをスローダウンさせようと試みるも、追加されるのは《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》。

 止まらないクリーチャーは放置し、ダメージレースで勝負を挑もうとするも、《未達への旅/Journey to Nowhere》、《忌まわしい最期/Hideous End》で引き離されてしまう。

 6枚目の土地で上陸を宣言すると、小宮はサイドボードに手をかけた。

吉井 1-0 小宮

Game 2

 小宮の手札:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》、《巨森の蔦/Vines of Vastwood》、《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger》、《精霊への挑戦/Brave the Elements》、《カザンドゥの隠れ家/Kazandu Refuge》、2《平地/Plains》

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 《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》に順調にカウンターを貯める小宮に対し、Game1同様《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》にてクロックを作り出す吉井。

 今回は2点とゆるいクロックのため、手札には除去呪文が溢れているのだろうか?

 5ターン目に小宮の戦場に最初のクリーチャー《コーの空漁師/Kor Skyfisher》が場に出る。このカードは《カザンドゥの隠れ家/Kazandu Refuge》を戻すことで2度のライフゲインを果た、16となる。

 続けてカウンターの溜まった《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を吉井のターン終了時に生贄にささげ、緑マナ2枚を調達。

 マナブーストを経て、待望のアンタップを向かえ、キャストされるのは《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger》。

 吉井は《未達への旅/Journey to Nowhere》で対処しようとするが、狙い済ませたように《巨森の蔦/Vines of Vastwood》が突き刺さる。

 クロックは一気に7点まで増え、試合を終わらせる《ベイロスの林壊し/Baloth Woodcrasher》へ。吉井のライフは残りは11だ。

 《忌まわしい最期/Hideous End》で《ベイロスの林壊し/Baloth Woodcrasher》を破壊し、《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》で逆転を画策するも、止まらない《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger》。

 マナブーストからファッティという理想的な回りを、《巨森の蔦/Vines of Vastwood》にて守った小宮が取り返した。

吉井 1-1 小宮

Game 3

 小宮の手札:《コーの決闘者/Kor Duelist》、《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》、《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster》、《灰色革の隠れ家/Graypelt Refuge》、2《平地/Plains》、《山/Mountain》。

 三度キャストされた《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》。これは再び小宮は苦しい展開か、と思われたが、

 《コーの決闘者/Kor Duelist》の次にキャストされたのは、なんと《冒険者の装具/Adventuring Gear》。そう、1/1のか細いクリーチャーが、突如として二段攻撃持ちのなり、2点いや、次のターンからは上陸することでクロックを6点まで跳ね上げたのである。

 4ターン目にキャストされたのは《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile》。除去も白マナもない吉井には、ダメージレースで勝負するしか選択しはない。ライフは吉井5-11小宮。リミテッドとは思えない、早い勝負となっている。

 そしてここでサイドインした《地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudder》がキャストされ、吉井の全てのクリーチャーがなぎ払われると、ゲームは終了。

 サイドボードにて、的確に対処手段を入れた小宮の勝利となった。

吉井 1-2 小宮

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