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Round 10:大礒 正嗣(広島) vs. 石井 泰介(神奈川)

Round 10:大礒 正嗣(広島) vs. 石井 泰介(神奈川)

By Daisuke Kawasaki

石井 「4年ぶりですよ」

 こうして、フィーチャリングエリアでデュエルするのは4年ぶりだという、石井 泰介(神奈川)。とはいえ、その4年前のフィーチャリングエリアというのが、この北九州のフィーチャリングエリアだったというのだから、場所的な相性というオカルト理論も信じたくなってしまう。

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 さて、初日全勝から、ラウンド9を勝利し、最後の全勝対決として石井はフィーチャーされたわけだが、その対戦相手は、昨年の日本チャンピオンにして「世界のISO」大礒 正嗣(広島)である。

Game 1
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 後手の大礒が、1ターン目《信頼おける山刀/Trusty Machete》から、2ターン目《コーの装具役/Kor Outfitter》、能力で装備というロケットスタート。普段は色拘束の強い白熊と揶揄される《コーの装具役/Kor Outfitter》だが、この展開での強さは魅力的だ。

 対する石井は、3ターン目に《ウマーラの猛禽/Umara Raptor》4ターン目に《天空のアジサシ/Welkin Tern》という飛行ビートの体勢を整え、ついにクロック数で追いつく。だが、ちょうど1ターン分の差があるため、石井は何かしらの解答が必要だ。

 幸いにして、2ターン目4/3降臨以後、大礒はまったくアクションを起こさず、淡々と《山/Mountain》と《平地/Plains》を並べ続けている。

 石井は、大礒の攻撃を止めるべく、まず、《天空のアジサシ/Welkin Tern》だけでアタックし、そして《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts》をキャストして3/3クリーチャーを2体ブロッカーとして用意する。

 大礒のここでのアクションは、《マグマの裂け目/Magma Rift》で《ウマーラの猛禽/Umara Raptor》の除去。そしてアタック。これで石井のライフは4。

 しかし、石井は、《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts》と《天空のアジサシ/Welkin Tern》の両方でアタックし、大礒のライフを5とすると、《不安定な足場/Unstable Footing》で一気にライフを削りきったのだった。

石井 1-0 大礒

Game 2
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 先手の大礒が《コーの決闘者/Kor Duelist》からスタートすると、石井は《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling》で対応する。

 続く大礒のアクションが2枚目の《コーの決闘者/Kor Duelist》とちょっと残念な展開で《血の長の刃/Blade of the Bloodchief》をキャスト。あれ?《血の長の刃/Blade of the Bloodchief》をキャスト?

 そう、大礒は、石井が《天空のアジサシ/Welkin Tern》をキャストした返しのターンに2枚目の《血の長の刃/Blade of the Bloodchief》をキャストし、一気に2体の二段攻撃クリーチャーで攻撃を仕掛けたのだ。さらに1マナゴブリンの扱いに定評のある大礒は、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》をキッカー付きでキャストし、石井のライフを削れるだけ削る。

 石井は、攻め手として《石造りのピューマ/Stonework Puma》を、守り手として《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager》を追加、さらに《高地の狂戦士/Highland Berserker》をキャストして、盤面を構築していく。

 序盤のロケットスタートから後が続かなかった大礒だが、ここで《迷いし者の番人/Shepherd of the Lost》をキャストし、場の膠着を演出する。

 均衡が訪れかけている今だからこそ、主導権を握りたい石井。長考の末に《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をキャスト。飛行を得て、破壊されなくなった3体のクリーチャーをレッドゾーンに送り込む。

 大礒は対抗策を持たず、結果、最後の全勝者の称号を石井は手に入れたのだった。

石井 2-0 大礒

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