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Day 1 Photo Blog

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By Takeshi Miyasaka

17:59 コシヒカリが食べたい

 グランプリ新潟の開催案内が発表されて、しばらく話題をかっさらっていったのが、コシヒカリオープンだった、のではないだろうか。
 もちろん、コシヒカリが賞品、という意味でもそうだし、土曜日からスタンダード・トーナメントを開催する、という意味でも、だ。スタンダード好きにはたまらない、土日連続でスタンダードをプレイしまくれる環境、ここにあり、だったのだ。

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 ところが、このオープントーナメント開催当日に、ちょっとしたトラブルが発生してしまった。本来スタンダードをプレイしたいただく予定エリアが、すべてグランプリ本戦によって使用される事態になってしまったのである。

 という状況だったので、発表されていたスケジュールより遅れて始まったオープントーナメントは、参加者69人で第3回戦が進行中。本日はスイスラウンドを6回戦行い、プレイオフは明日開催されるとのこと。

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 開催案内に次のような文章が掲載されていた。

「グランプリ新潟の開催中、カジュアルプレイのテーブルにて何と未発売のマジック製品のデモが随時行われる予定です!会場内のアナウンスに注意して、この機会をお見逃しなく!」

 その正体が、Plane Chase である。

 Plane Chaseは、多人数で遊ぶEDHのようなフォーマット向けに開発された、いわばカジュアルプレイのためのカードセットだ。

 このカードセットのお試し会が、つい先ほどよりサイドイベントエリアで始まっている。

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 お試し会は明日も予定されているので、カードセットを買う前に試してみたいあなたは、ぜひご来場ください!


13:42 裏ルートから楽しむグランプリ

 トーナメント本戦で対戦を楽しむことを表ルートと定義すれば、併設されたイベントをしゃぶり尽くす行為は、さしずめ裏ルートだ。

 グランプリ本戦の成績がふるわなくて裏ルートへたどり着く人がいれば、最初から併設イベント目当てに来場する人もいるだろう。対戦にはあまり興味がない、カードを集める方が好きなファンの方にもお勧めできるのが、裏ルートのグランプリである。

 わたしも普段はじっくりとたどることができていない裏ルートを、今回はいくつかの写真とともにご紹介したい。

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 友人とのトレードや、地元のショップでは手に入らないカードを手に入れる方法が、バイヤースペースを利用したカードの売買だ。グランプリ会場内では金銭トレードは禁止されているけれど、カードバイヤーとのやりとりは、もちろんOK。

 最近流行の兆しを見せているレガシーで使われているような手に入りにくい絶版カードも、バイヤースペースで探せば見つかるかも?

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 グランプリやプロツアー会場に遊びに来られた方は、一度は目にしてるであろう作品が、実物カードを使って作られた「立体カード」だ。世界中にファンが多く「ぜひとも売ってくれ」と言われたことは、両手で足りないほどだとか。

 文字通り「立体」に見えるこの作品群、ぜひとも一度ご来場いただいて、ご自分の目で確認していただきたい。

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 しかし、裏ルートのグランプリでいちばんの楽しみと言えば、アーティストサイン会、だろう。あなたのお気に入りの、あのカードを描いたアーティスト本人が、あなたのカードに直筆のサインを入れてくれる、というファン垂涎のイベントだ。

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 今回来日したアーティストは、クリストファー・モーラー氏。ごらんの通り、初日からサイン会は大盛況。

 モーラー氏の隣に座っているのは、氏の愛息。

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 アンヒンジドの《Meddling Kids》は、ご自身の愛息を描いたカードだそうで、たしかにそっくり!

 さて、そのモーラ氏が描いた《稲妻/Lightning Bolt》の原画がもらえるイベントが、明日開催である。お近くにお住まいの方は、ぜひともご来場いただき、美麗なイラストの現物を手にするチャンスに挑戦して欲しい。

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11:10 フィーチャーマッチ、の前に

 ブログのネタを探しつつ記事を書いている間に、1回戦のペアリングが掲示されていた。デッキ構築時間は、あっという間、である。

 さっそくこのラウンドのフィーチャーマッチをご紹介したいところだが、グランプリでは、最初の数ラウンドではフィーチャーマッチが行われないのが通例となっている。不戦勝(Bye)明けで有名プレイヤー同士の対戦が見られるようになる、第3ラウンド辺りから始まるのではないだろうか。

 ということで、フィーチャーマッチの紹介は次の機会をうかがうことにして、会場内で集めた小ネタをいくつか紹介しよう。

 今回はヘッドジャッジが日本人ではないので勝手が違うけれど、いつもスタッフの配分で頭を悩ませるのが「英語を話せるジャッジ」がいるかどうか、だったりする。
 日本国内で開催されるといえども、グランプリは国際大会であり、外国人プレイヤーを見かけることは少なくない。つまり、困ったときのヘルプ役であるジャッジは、日本語を話せない彼らが困ったときにも意思疎通を図らないといけないわけで。
 ヘッドジャッジが英語を話せる、というだけで、悩みの種がひとつ減るように思う。

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 さて、リミテッドの場合、外国人プレイヤーに集合してもらって、まとめて英語で注意事項を伝えつつ、英語パックを分配するのだけれど。
 外国人プレイヤーを集めてデッキ登録の説明をしているのが、日本を愛してやまないオーストリア人のクリスチャン・ガレロビッチ。

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 自分の名前をハンコにして持ち歩いていたくらいには、日本大好き。「日本語を話せるようになったら日本のグランプリでジャッジをしたい」と、中村 修平(大阪)に語っていた、らしい。

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 グランプリバンコクでジャッジをしてきた彼は、スタッフシャツの「スタッフ」に×印を付けて「今日はプレイヤーだ!」というアピールを、さりげなく。
 レーティングでBye持ちだとか。

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 スタッフルームに顔を出してみると、そこはすっかり戦場と化していた。
 722人分のデッキリストと格闘するジャッジたち。これだけのリストを、一回戦が終わるまでに確認を済ませるのが、彼らの最初の仕事なのだ。

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 1回戦が進行中のフロアをフローティングしていると、空いているテーブルのあちこちで、デッキ検討会が開催中だった。検討会の結果、サイドボード後にデッキの色が変わることも珍しくないとか。


9:49 英語のあいさつ

 グランプリ新潟のヘッドジャッジは、レベル4ジャッジのデヴィッド・ヴォージン。まるで恵比寿様のような笑顔がチャームポイントの、陽気なフランス人だ。

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 当然ながら、ヘッドジャッジのアナウンスは英語で行われ......ぼくら日本人プレイヤーのために、梅咲 直瑛による「日本人プレイヤー向けの」アナウンスがなされていた。むかし、わたしがグランプリ北京にジャッジしに行ったときに、ヘッドジャッジの英語によるアナウンスが北京語に通訳されていたことを思い出すシーンだった。

 ヘッドジャッジのアナウンスによって明らかとなったグランプリ新潟の参加者は、なんと722人! 春に開催されたグランプリ神戸を上回る数の参加者が集結していた。基本セット2010の人気、おそるべし。
 ちなみに、本日のスイスラウンドは9回戦となり、2敗までのプレイヤーが明日のドラフトラウンドへ進出できる。

 ところで、日本語に明るくないデヴィッドと、英語に明るくない日本人ジャッジチームとの意思疎通については、どうなっているのだろうか。

 デヴィッド 「ノープロブレム。梅咲さんと牧野さんが通訳してくれるし。そもそも、このチームは優秀なジャッジばかりだよ!」

ヘッドジャッジへのアピールも、気軽に行えそうだ。

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ヘッドジャッジによる前説が終わり、会場からブースターを開封する音が一斉に広がった。いよいよ、グランプリ新潟の開幕である。


9:24 開幕前

 森 勝洋が《けちな贈り物/Gifts Ungiven》《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》コントロールで戴冠した05年から丸4年。夏の新潟・朱鷺メッセへ、グランプリが帰ってきた。
 ここ数年の間、夏のグランプリといえば構築戦が定番だったが、今年のサマーグランプリは、発売されたばかりの基本セット2010によるリミテッドである。


 構築のグランプリに比べると、リミテッドのグランプリは参加人数がふるわないと、関係者の間では噂されている。

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 いやいや。どうして。
 そんな噂はどこへやら。

 当日受付が長蛇の列となり、余裕を持って600人分用意されていたというテーブルはぜんぜん足らず、急遽テーブルが増設されたとか。

 そういえば、基本セット2010が各地のショップで売り切れる自体になっていたとか。基本セット2010の人気をうかがわせるグランプリ新潟の朝であった。

まもなく、デッキ構築が始まるようだ。

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