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Round 2:藤田 憲一(東京) vs. 古田 祐介(長野)

Round 2:藤田 憲一(東京) vs. 古田 祐介(長野)

By Daisuke Kawasaki

 温故知新が大きなテーマとなっている基本セット2010。

 そんななかでも、先日公式サイトのレビューに寄稿をし、その存在感を改めて日本中のマジックファンにしらしめた、あの男が、この新潟の会場に来ていると言うではないか。
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 そう、「組長」こと藤田 憲一(東京)である。

 最近はドミニオンばっかりだよ、とはいうものの、その存在感は健在。

 Round 2でも、席に着くやいなや、フィーチャリング席へと引っ張り出されてしまったというわけだ。

 対戦するのは、古田 祐介(長野)。

 先手後手はダイスロールで決定する。

 ダイスロールで古田は7。

 藤田のロールは11。これには古田も「スゲ」と一言。

Game 1

 後手の古田がマリガン。

fujita お互いに1ターン目には《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》をキャストするものの、藤田が《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》をキャスト下のに対して、古田は2ターン目になにもキャストすることができない。

 藤田はさらに《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》を追加。古田は攻撃してきた《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》を《暗殺/Assassinate》で除去しているものの、古田は3点のダメージを積み重ね、さらに《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》を追加する。

 ここでやっと《暴走するサイ/Stampeding Rhino》をキャストし、ダメージレースの形を作り上げる古田。

 さらに《酸のスライム/Acidic Slime》をキャストし、藤田の《平地/Plains》を破壊しつつ、地上を固める古田と、《暴走するサイ/Stampeding Rhino》は《絡め取る蔦/Entangling Vines》で対処しつつ、飛行によるクロックを刻み続ける藤田。

 だが、このシーソーゲームは、古田の神話レア、《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》によって決着がついたのだった。

古田 1-0 藤田

Game 2

 両者ともにマリガン。

 マリガン後の手札をとる時に

藤田 「うっかり5枚だけとっちゃいそうになるよな」

 幸い、マリガンは1回で、両者6枚の手札でゲームをスタート。

fujita 今回は、藤田の2ターン目《エルフの幻想家/Elvish Visionary》以外にはお互い動きがないというスタート。

 ここで、藤田がセットした2色目の土地が《平地/Plains》ではなく《沼/Swamp》。そう、黒使いのカリスマが本気をだしてきたのだ。会場内には不穏な空気がたちこめる。

 4ターン目に《大蜘蛛/Giant Spider》をキャストすると、5ターン目には「すごい強そうなカード引いた」と《酸のスライム/Acidic Slime》で古田にたった1枚の《沼/Swamp》を破壊する。

 そして降臨する《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》。

 色マナの安定供給に爆弾を抱えつつも、なんとか《沼/Swamp》を引き当て、《酸のスライム/Acidic Slime》をキャスト仕返す古田。

 しかし、盤面・枚数ともに開ききったアドバンテージ差を覆すのは困難であった。

 ましてや、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》の忠誠度が8まで上がってしまったのなら、なおさら。

古田 1-1 藤田

Game 3

 後手の藤田が《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を1ターン目にキャストするのに対して、古田は2ターン目に《夜の子/Child of Night》をキャストする。

 だが、藤田は2ターン目に《精神腐敗/Mind Rot》。

 こ、これは、まさに《Hymn to Tourach》ではないか!!

 藤田の《Hymn to Tourach》をこんな場面で見ることができるなんて!

hymn

 とひとしきりテンションを上げたところで、古田は長考。

藤田 「お、刺さったらしい」

 とニコニコ顔の藤田。

 かなりなやんだ末に古田は《暴走するサイ/Stampeding Rhino》と《墓場からの復活/Rise from the Grave》をディスカードする。

 続いて藤田は《魔性の教示者/Diabolic Tutor》をキャスト。ライブラリーをサーチするのだが...

古田 「あれ?打てなくないですか?」

藤田 「あ、置くランド間違えた...」

 そう、なんと手札にある《沼/Swamp》と《森/Forest》を間違えてセットしてしまったのだ。手札は《沼/Swamp》4枚と《森/Forest》1枚の状況なのに!

 ここで、ジャッジが呼ばれ、すでにサーチの最中までプレイが進んでいたことから、お互いにワーニングがだされて、ゲームが進行する。

 古田は返しのターンに《尊き一角獣/Prized Unicorn》をキャスト。ここで藤田はサーチしてきた《蟻の女王/Ant Queen》をキャスト。だが、古田は冷静に《破滅の刃/Doom Blade》をキャストし、《蟻の女王/Ant Queen》を除去する。

 だが、序盤の《精神腐敗/Mind Rot》の影響が以外にも大きい古田。手札が苦しい状況で、土地の伸びも安定しない。

 ここで藤田は《酸のスライム/Acidic Slime》をトップデック。この《酸のスライム/Acidic Slime》で古田の1枚のみの《森/Forest》を破壊すると、なんと古田は土地を置くことができない。

藤田 「ん、この状況で動けないってことは、もう一枚壊れるとしばらくうごけないんじゃないかな」

 との解説付で、2枚目の《酸のスライム/Acidic Slime》。

 序盤の《夜の子/Child of Night》による打撃でかなりの時間があったものの、なかなか3枚目の土地を引き当てることのできない古田。

 続くターンの藤田の総攻撃ですべてのライフを失うターンに、やっと3枚目の土地として《山/Mountain》を引き当てた古田。

 ここで、やっと《ヴィーアシーノの槍狩人/Viashino Spearhunter》をキャストし、なんとか生き延びれるか...というところで、ドローしたカードを見て「おお」と藤田。

 藤田、《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》のキャストによって《平地/Plains》をサーチし《平和な心/Pacifism》。

古田 「投了です...」

古田 1-2 藤田

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