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Round 5:藤田 憲一(東京) vs. 森 勝洋(大阪)

Round 5:藤田 憲一(東京) vs. 森 勝洋(大阪)

By Daisuke Kawasaki

 さて、ラウンド5の全勝対決の中からは、前回グランプリ・新潟優勝者、すなわちディフェンディングチャンピオンとも言えるプレイヤーのマッチをお届けしよう。

 そう、「帝王」森 勝洋(大阪)だ!

 日本選手権には、参加する気満々だったにも関わらず、日にちを調べようと開いたウェブページでカバレージの更新がはじまっているのを発見し、驚きと怒りでいっぱいだったという森だが、今回の新潟にはしっかりとスケジュールをあわせて来場している。

 前回新潟では、《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》というシークレットテックでセンセーショナルな勝利を果たした森、はたして、この基本セット2010のリミテッドではどのようなテクニックを我々に見せつけてくれるのだろうか。

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 そして、なんと、森の対戦相手は本日2回目のフィーチャリングとなる藤田 憲一(東京)だというではないか。

藤田 「嫌がらせで呼んでるだろ」

 いえいえ、本当に偶然ですって。

Game 1

 先手の藤田が2ターン目に《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》をキャストすると、森は「クリーチャーひけ、クリーチャー」と《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》をキャストする。

 藤田の3ターン目《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》に対して、うわー「青白殺し」といい、森はマナを残して、ターンエンド。

 藤田は後続として《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》をキャスト。これにはキャストの宣言よりも早いぐらいのタイミングで《取り消し/Cancel》。

藤田 「はぇぇなぁ」

 返すターンで《鎧をまとった上昇/Armored Ascension》をエンチャントする森だが、藤田は《酸のスライム/Acidic Slime》でこれを破壊。盤面で遅れをとってしまっている森だが、X=3の《思考の泉/Mind Spring》で枚数での優位を稼ぐ。

fujita 藤田は《酸のスライム/Acidic Slime》に《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》を装備させて2体でアタック、さらに《グレイブディガー/Gravedigger》で《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》回収と、枚数面での有利を詰めつつ、盤面をさらに展開する。

 森は、さきほど3枚引いたばかりにもかかわらず《魂の管理人/Soul Warden》をキャストし、5マナ残してのターンエンド。

 この不穏な森の動きに、藤田は《酸のスライム/Acidic Slime》と《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》の2枚で様子見のアタック。

 森は《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》に《神聖なる評決/Divine Verdict》をキャスト。藤田が《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》をキャストした返しに、7マナに到達し...《白金の天使/Platinum Angel》。

 ライフを回復しつつ、当面の危機は脱した形の森。《白金の天使/Platinum Angel》でクロックを刻み続ける。藤田のキャストした爆弾カード《蟻の女王/Ant Queen》も、《白金の天使/Platinum Angel》を前にしては、期待したとおりの動きを見せない。

 だが、藤谷は2枚目の《酸のスライム/Acidic Slime》がある。それを知ってかしらずか、森は藤田の残り時間を減らすべく、《大気の精霊/Air Elemental》をキャストし、クロックを2倍とする。

 ここで藤田は、見た目上、森のライフをすべて削りきるフルアタック。

 森は、これをとりあえずの形でブロックし、盤面を整理。藤田は《絡め取る蔦/Entangling Vines》を《白金の天使/Platinum Angel》にエンチャントし、一度倍増したクロックを半減することに成功する。

 返しの森の攻撃で藤田のライフは6。

 藤田はターンエンドに大量のトークンを生み出し、フルアタック。ここで森は自身のライフを0(《白金の天使/Platinum Angel》の能力で敗北はせず)にしつつ、《危害のあり方/Harm's Way》で藤田のライフを4にする。

 藤田は、起死回生の《平和な心/Pacifism》。ここで森は珍しく小考。そう、藤田は《白金の天使/Platinum Angel》を破壊する手段をまだ持っているかもしれないのだ。

 考えた末に、森は《否認/Negate》。

藤田 「飛行が止まりません」

森 1-0 藤田

Game 2

morikatsu 先手の藤田が2ターン目に《夜の子/Child of Night》をキャストするものの、《沼/Swamp》が2枚と色マナに不安を残したスタート。そして、なんと藤田の土地はこの2枚のまま止まってしまったのだ。

 一方の森は、2ターン目に《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》をキャストし、3ターン目には《予言/Divination》と手札を充実させたところで、5ターン目に《大気の精霊/Air Elemental》。

 一方の藤田は土地を追加で引かないまま、飛行に無力な《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》をキャストする。

 やっと3枚目の土地を引き、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》をキャストする藤田に対して、森はX=5で《思考の泉/Mind Spring》。

藤田 「もう、書かなくていいでしょ」

 いや書きます。藤田は、《エルフの幻想家/Elvish Visionary》をキャストし、土地が伸び始めたところで、さらに《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》。

 森はさらに、《鎧をまとった上昇/Armored Ascension》を《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》にエンチャントさせ、一気にライフを10点けずり、藤田のライフを2とする。

藤田 「フライング2体に対処しろ?無理だね」

森 2-0 藤田

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