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Round 7:齋藤 友晴(東京) vs. Olivier Ruel(フランス)

Round 7:齋藤 友晴(東京) vs. Olivier Ruel(フランス)

By Daisuke Kawasaki

 国際色豊か、というのが、ひとつのキーワードとなっている今回のグランプリ・新潟。世界中からプレイヤーが集まっているだけでなく、ヘッドジャッジまでフランス人なのだ。

 というわけで、このラウンドのフィーチャーマッチでは、フランスからきたプレイヤーのマッチアップをお届けしよう。

 そう、もちろん「殿堂プレイヤー」Olivier Ruel(フランス)だ!

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 Olivierを迎え撃つ日本代表は、2007年Player of The Yearにして、プロプレイヤー兼カードトレイダーとして今も世界中を飛び回る齋藤 友晴(東京)。

 すわプロツアーかと思わされる豪華キャストによる素晴らしいステージを、是非ともその目に焼き付けていただきたい。

Game 1

tomoharu 先手はOlivierが2ターン目に《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》をキャストするのに対して、齋藤は、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》による加速からの、3ターン目《覚醒のドルイド/Awakener Druid》での《森/Forest》強襲という展開。

 これに対して、Olivierはさらに《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》でクロックをきざみつつ、《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》を展開する。

 この《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》に齋藤は《破門/Excommunicate》!そして、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》もあわせて一気に6点のダメージを叩き込む。Olivierは《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》をキャストし直し《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》でアタック。

 返しのターンに齋藤がキャストしてきた《光帯びの聖騎士/Lightwielder Paladin》を《平和な心/Pacifism》で対処すると、逆に齋藤の対処できない航空戦線である《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin》を戦場に追加する。

 齋藤はお返しとばかりに《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin》に《平和な心/Pacifism》。さらに《宮殿の護衛/Palace Guard》を追加。こうなるとサイズで上回る齋藤が優位に。重々承知のOlivierは《氷の牢獄/Ice Cage》を4/5となっている《森/Forest》へとキャスト。

 このシーソーゲームを一気に決めるべく、齋藤は《警備隊長/Captain of the Watch》を戦場へと送り込む。

 しかし、Olivierもここで手札をゼロにしながらの《火の玉/Fireball》で《警備隊長/Captain of the Watch》(と分割したダメージで《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》)を除去し、完全にワンサイドゲームになることは防ごうと試みる。

 齋藤はトークン3体と、《宮殿の護衛/Palace Guard》、そしてできればブロックしてもらいたい《覚醒のドルイド/Awakener Druid》でアタック。ここで《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》がトークンと相打ち、さらにトークンのうちの1体が《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》にブロックされて墓地へと送られる。代わりにOlivierのライフは6に。

 このままの流れであれば押し切れると、齋藤は《包囲マストドン/Siege Mastodon》をキャストする。

 すると、Olivierのトップデックがなんと《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》!これにはOlivierも喜びとも失笑ともつかない笑みをみせる。

 《包囲マストドン/Siege Mastodon》を《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》でブロックし、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》の能力で2点を飛ばして除去。齋藤は追加の《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》をキャスト。《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》相手にはタフネス3が地味に効く。

 だが、アタックしたところで、またもOlivierのトップデックである《神聖なる評決/Divine Verdict》で除去。再びのタフネス3として《大貂皮鹿/Great Sable Stag》をキャストする齋藤。

 ここでさらに除去をトップデックしたOlivier。だが、それが《氷の牢獄/Ice Cage》というちょっとしかたない状態。1回《大貂皮鹿/Great Sable Stag》のアタックを通した上で、しかたなく、次のターンに《宮殿の護衛/Palace Guard》にエンチャントさせ、フルアタック。

 これを通してしまってはライフの無くなる齋藤は、トークンと《覚醒のドルイド/Awakener Druid》でブロックする。なんと、このターンのOlivierのトップデックは《危害のあり方/Harm's Way》。ブロックしたトークンのダメージを《大貂皮鹿/Great Sable Stag》に跳ね返し、さらに《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》の能力で《大貂皮鹿/Great Sable Stag》へと2点を与えることで、除去することに成功する。

 Olivierの連続トップデックによって窮地に追い込まれた齋藤。俺にも一回くらいトップデックくれよ、と思ったか否かは知らないが、ドローしたカードを見て笑い出す。

 それは《樫変化/Oakenform》で、《宮殿の護衛/Palace Guard》にエンチャントすることでOlivierのライフを削りきれる、トップデックだったからだ。

齋藤 1-0 Olivier

Game 2

oli Olivierは後手を選択。3ターン目の《古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith》がお互いのファーストアクションとなる。

 齋藤は4枚目の土地をセットしてターンを終了する。続くターンにドローをしたOlivierは...しかめっ面をすると突然サイドボードを確認しはじめる。

齋藤 「ミス?」

 Olivierがしかめっつらで筆者に見せたカードは《島/Island》。そう、サイドボード後に2色になるプランのOlivierのデッキだったのだが、抜き忘れが存在したのだ。とりあえず4枚目の土地をセットして《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》をキャストしらOlivier。

 齋藤は、ブラフかも、などと言いながら、《酸のスライム/Acidic Slime》をキャストし土地を破壊。さらに《警備隊長/Captain of the Watch》を戦場に送り込む。

 Olivierも《ゴブリン弩弓隊/Goblin Artillery》のキャストでなんとか耐えきろうとするのだが、《夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack》でさらにトークンが4体増え、しかも《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》には《平和な心/Pacifism》がエンチャントされてしまう。

 さらに《樫変化/Oakenform》まで追加でキャストしてきた齋藤に対して、Olivierは手を差し出した。

齋藤 2-0 Olivier

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