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Round 13:藤田 修(東京) vs. 北山 雅也(神奈川)

Round 13:藤田 修(東京) vs. 北山 雅也(神奈川)

By Daisuke Kawasaki

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 2敗ラインながら、「気持ちいい」勝ちが今回は多いという藤田 修(東京)。

藤田 「速攻《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》オーバーランや、シークレットテックが決まりまくって、超気持ちいいね」

 今年から多忙により海外遠征を断念し、国内のプレミアイベントに限定した参加に絞る事に決めたという藤田。

藤田 「いやぁ、でも、マジックやってる、って気分になるねぇ。なんか、プロツアーが恋しくなってきちゃうよ」

北山 「先週、20時間かけて行ってきて、初日落ちしてきましたよ。過去、もっとも遠いプロツアーでしたよ」

 とプロツアー・サンファンの思い出を語るのは北山 雅也(神奈川)。

 緑白タッチ黒を使い、《妄信的迫害/Zealous Persecution》をシークレットテックとする藤田と、緑青の《変身/Polymorph》デックを使う北山の対戦。

 非常にダイナミックな対戦が期待できる。

Game 1
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 先手藤田はダブルマリガン。

藤田 「まぁ、これもマジック」

 《活発な野生林/Stirring Wildwood》タップインから2ターン目に《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をキャストした藤田。対して、北山は、1ターン目の《ハリマーの深み/Halimar Depths》から、2ターン目の《探検/Explore》につなぐ。さらに追加でセットした《島/Island》から《思案/Ponder》をキャストし、手札の充実に努める。

 対して、藤田は、土地をセットする前に2枚目の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をキャストし、マナの充実に努める。そして、《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》をセットし、{G}{W}を確保、サーチからさらに{G}{W}で《極楽鳥/Birds of Paradise》と《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を戦場に追加する。

 これで、ものすごい量のマナを生み出し続けることができるようになった藤田だが、ダブルマリガンの悲しいところ、そのマナを使う為の手札はゼロ枚。

 対して、北山はさらに《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をキャストしてまだまだ手札を整理する。

 手札を整理するばかりでパーマネントの追加につながらない北山。藤田はここで《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》をトップデックしたため、召喚酔いのとけた《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》の能力で《湿地の干潟/Marsh Flats》をサーチ。さらに《平地/Plains》をサーチすることで4マナを確保し、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》をキャスト。

 あまったマナを利用して《活発な野生林/Stirring Wildwood》をクリーチャー化すると、これを《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》へとアタックさせる。さらに2体の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》が北山にアタックし、残りライフは14に。

 北山の手札はカウンターの山。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で見ても、盤面に触れるカードは無く、すでに戦場にある14点分以上のダメージソースをみて、北山は土地を片付けた。

藤田 1-0 北山

Game 2
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 1ターン目《極楽鳥/Birds of Paradise》からの2ターン目《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》。さらに《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》をタップインしながら上陸で生み出した緑マナで2体目の《極楽鳥/Birds of Paradise》と順調にマナベースを伸ばす藤田。

 対する北山も、《探検/Explore》を使い、追加のセットランドを行い、3ターン目に4マナを確保。この4マナの使い道として《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》となやんだ末に、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をキャスト。3/3トークンを生み出す。

 このトークンが《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》で除去され、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》のアタックで《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》は破壊。返しで、北山は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をキャストすると《渦まく知識/Brainstorm》能力を使用する。

 入らないカードをライブラリーにおくりこんだ後に、リフレッシュ用に《霧深い雨林/Misty Rainforest》をセットする。

 そんな北山に《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と《極楽鳥/Birds of Paradise》によってマナが供給された《自我の危機/Identity Crisis》が突き刺さる。

 手札と墓地を完全に失った北山は、入念なシャッフルを繰り返して、まずは、ドロー。そして《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力を使用する。

 ここまで見た4枚は、《乱動への突入/Into the Roil》に《ハリマーの深み/Halimar Depths》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》そして《島/Island》。

 北山は、《乱動への突入/Into the Roil》を手札に握ると、《ハリマーの深み/Halimar Depths》をセットする。これによってみた、通算5枚目のカードが《変身/Polymorph》。

 北山は、山札を《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》《変身/Polymorph》という順番に積み込む。そして、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を《乱動への突入/Into the Roil》で手札に戻す。

 藤田は《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をキャストし土地をアンタップしてからの《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》と展開するが、この《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》がその身を犠牲にして手札にバウンス。

 そして、追加の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》。

 ここで使われた《渦まく知識/Brainstorm》能力が、ついに北山に《カルニの庭/Khalni Garden》を与える。北山はこれをセットしてターンを返す。

 藤田は《エメリアの天使/Emeria Angel》をキャストし、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を《瞬間凍結/Flashfreeze》でカウンターされる。その後、フェッチによって1/1飛行を2体うみだし、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》に5個目の忠誠カウンターを載せると、ターンエンド。そして、北山の《変身/Polymorph》が炸裂する。

 ライブラリーという水槽から、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》という金魚を釣り上げることに成功した北山。とはいえ、藤田も戦場という名の水槽に、パーマネントというなのグッピーをたくさん飼っている。

 マナが7枚に手札がゼロ。パーマネントは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》のみ、という北山は、パーマネントのクオリティだけで勝負しなければならない。

 長考の末に北山は《エメリアの天使/Emeria Angel》を《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で手札に戻す。返しに藤田は、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》の《踏み荒らし/Overrun》能力を使用して、北山のライフを5にする。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》と《貴族の教主/Noble Hierarch》を追加する。

 しかし、北山の《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》がアタックすると、そのまま藤田の逆転の芽は無くなってしまった。

藤田 1-1 北山

藤田 「うわぁ、デッキわかってなかった。そっか《変身/Polymorph》か、いわれてみれば、そうやね」

Game 3

 先手の藤田はダブルマリガンの末に、《極楽鳥/Birds of Paradise》と、クリーチャー化する土地2枚を含む土地4枚という手札をキープ。

 北山が《探検/Explore》《思案/Ponder》とマナ・手札を整えているのに対して、藤田は3ターン目に《エメリアの天使/Emeria Angel》をキャストする。この《エメリアの天使/Emeria Angel》は。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で手札に戻されている。

 このゲーム3発目の《思案/Ponder》が北山に《変身/Polymorph》をもたらす。そして、植物トークンが、急遽15/15、となってしまう。

 これに対処する手段は、藤田にはなかった。

藤田 1-2

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