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Round 14:廣瀬 祐貴(栃木) vs. 中谷 春樹(東京)

Round 14:廣瀬 祐貴(栃木) vs. 中谷 春樹(東京)

By Kazumasa Koji

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 2敗同士の対戦で勝てばTOP8がほぼ確定するマッチをお伝えするのだが、フィーチャーエリアに足を踏み入れるのは両者共に初めてという、非常にフレッシュな対戦となった。
 八十岡 翔太(神奈川)とも交友のある廣瀬は主にMOで活動するプレイヤー。それでもそこまで常駐している訳ではなく、空いた時間や新しいセットが出た時などに少しプレイする程度。しかしこのGP仙台では直前にショップに足を運び情報収集をしたそうで、気合は十分だ。

 対する中谷はPWCを中心に活動している。席について挨拶すると、

中谷 「き、緊張する......」

 と呟き、かなり硬くなっている素振りだ。2007プロツアー・横浜への出場権を手にした事もあるプレイヤーだが、この赤いテーブルの緊張感はひとしおといった所なのだろう。

 勝てばTOP8ということは逆に言うと、負けてしまえばTOP8が非常に厳しくなってしまうマッチなのだが、非常に和やかな雰囲気で賽が投げられた。

Game 1
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 お互いにテイクマリガンして6枚からのスタートだ。先手の廣瀬は《極楽鳥/Birds of Paradise》からまずは《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》。2枚目の《極楽鳥/Birds of Paradise》と、《貴族の教主/Noble Hierarch》も加えて、潤沢なマナベースを確保した。

 中谷は《終止/Terminate》を《貴族の教主/Noble Hierarch》に打って、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を召喚する。廣瀬の二の矢は《不屈の随員/Dauntless Escort》だ。

 そして廣瀬は勢いよく3つの土地と3体のマナクリーチャーをタップする。バントカラーの6マナといえば当然《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》の登場となり、《不屈の随員/Dauntless Escort》が《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》でエルドラージ化する。

 1マナしか残っておらず、これに対応するカードを持たなかった中谷。アンタップしてから祈るようにデッキトップを見るが解決策は無く、1本目は徴兵バントお得意の電撃戦で、廣瀬が得た。

廣瀬 1-0 中谷

Game 2
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 徴兵バントの広瀬に対し、ジャンドデッキを使用している中谷。スリーブもまさしく《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》で、これはかなりポイントが高い。

 廣瀬は後手ながら《極楽鳥/Birds of Paradise》から《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》という良好なスタートを切った。まず一矢報いたい中谷は《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》でパンプして攻撃しつつ4ターン目の《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》に繋げる。この続唱は《荒廃稲妻/Blightning》だったのだが、《否認/Negate》を構えていた廣瀬はこれを打ち消した。

 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を起動して墓地に土地を送り込みつつ、《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》を戦場に出したが、これには最近また使用率の上がってきた感のある《瀝青破/Bituminous Blast》で対処しようとする中谷。続唱はまたも《荒廃稲妻/Blightning》で、廣瀬はキーカードの《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》と《平地/Plains》を失い、《瀝青破/Bituminous Blast》自体は《バントの魔除け/Bant Charm》で打ち消した。

 廣瀬は7/7に育った2体目の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》も追加して、1体目と《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》を攻撃に参加させる。これで手札が尽き、ゲームの行方は5枚の手札を持つ中谷が除去を持っているかどうか次第となる。

 《終止/Terminate》で《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》1体目には対処できた。しかし《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》が《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》に《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》をエンチャントさせると、それから身を守る事は叶わなかった。

廣瀬 2-0 中谷

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