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www.gamingetc.com協賛レガシートーナメント決勝:成田 修平(埼玉) vs. 吉原 知基(神奈川)

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By Masashi Oiso

 参加者197人、"日本最大のレガシートーナメント"記録を塗り替えた本大会。

 決勝で、優勝の栄誉とマジック史上最高のカード《Black Lotus》を賭けて戦うのは成田 修平(埼玉)と吉原 知基(神奈川)。成田のZOOと吉原のCTGの対戦だ。

 両者は予選ラウンドで対戦しているらしく、

成田 「ここでCTGかー」
吉原 「魚(マーフォーク)が来たら絶望でした」

 と軽く会話を交わす。

 両者がデックをシャッフルしていると、《Mox Jet》と今大会の目玉である《Black Lotus》が到着。賞品の状態が良すぎる!ということでギャラリーやジャッジも含めて盛り上がる。

 落ち着いたところで、静かにゲームが始まる。

Game 1

 ダイスロールにより、ZOOの成田が先攻を獲得。成田は少し悩むがキープ、吉原はあっさりキープした。

 1ターン目、折角の先攻だが、成田は《乾燥台地/Arid Mesa》を起動するのみ。2ターン目は《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》をキャスト。吉原に《渦まく知識/Brainstorm》で対応されるが、無事着地して一安心。吉原は《相殺/Counterbalance》をキャストした。

 成田は《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》で対処を試みるが、これは《渦まく知識/Brainstorm》で積まれていた《タルモゴイフ/Tarmogoyf》がめくれて打ち消される。成田は仕方なく《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を戦場に加える。

 動きが芳しくない成田を尻目に、吉原は3ターン目で早くも《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》《相殺/Counterbalance》を揃え、ソフトロックを決める。

 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》の攻撃と《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》の能力で4点クロックを刻むが、まだライフは12。《相殺/Counterbalance》を前に動けない成田に対し、吉原は《炎渦竜巻/Firespout》でクリーチャーを一掃した。

 場が落ち着き、マナが十分揃ったところで吉原の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。成田の《流刑への道/Path to Exile》には《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》をライブラリに乗せることで対処。この隙にキャストされた《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》は《渦まく知識/Brainstorm》を使った入れ換えで対応。カードを全く消費せずに脅威を取り除く。

 《野生のナカティル/Wild Nacatl》は通るが、《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》が相手では役不足。

成田 0-1 吉原

Game 2

 成田が先攻。両者とも最初の7枚は悩む余地無くマリガンした。次の6枚を見て後の無い成田が悶えているが、結局キープ。

 1ターン目《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、2ターン目はアクション無しと、先攻の利を生かせない成田。吉原は《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》でドローの質を高める。

 3ターン目に《Taiga》から《野生のナカティル/Wild Nacatl》。どうやら緑マナが無い初手だったようだ。これには《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で対処する吉原だが、2号、3号とナカティルがキャストされると対応しきれない。《Force of Will》を使っても《野生のナカティル/Wild Nacatl》1体の登場を許してしまう。

 色マナに苦しんだ成田だったが、実はこっそり色マナに困っている人がもうひとり。吉原の手には《炎渦竜巻/Firespout》が握られているがなかなか赤マナに辿り着かない。赤マナが出ない=フェッチランドが無いため、独楽や《渦まく知識/Brainstorm》を駆使しても効率が悪い。

 《野生のナカティル/Wild Nacatl》に2回の攻撃を許した後、やっと《炎渦竜巻/Firespout》。フルタップとなった吉原に対し、成田は《密林の猿人/Kird Ape》。残りライフ10の吉原に対しては少しプレッシャーに欠けるか。

 吉原は《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》を手札に温存し、猿では相手にならないサイズの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をキャスト。成田からの《流刑への道/Path to Exile》を受け入れて、《密林の猿人/Kird Ape》の攻撃によりライフは8。成田の1ターン遅い《タルモゴイフ/Tarmogoyf》は《呪文嵌め/Spell Snare》に阻まれた。

 ここで吉原は満を持しての《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》。これが戦場に残っては苦しい成田、《Chain Lightning》《稲妻のらせん/Lightning Helix》をキャストするが、後者はまた《呪文嵌め/Spell Snare》。これには成田から深い溜め息が漏れる。《呪文嵌め/Spell Snare》を警戒するなら《稲妻のらせん/Lightning Helix》から・・・というところだが、問題はそこでは無い。《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》の攻撃によりライフは成田20-13吉原。

 成田のライブラリから降ってきた《タルモゴイフ/Tarmogoyf》には《対抗呪文/Counterspell》。《密林の猿人/Kird Ape》をブロックに回しプレイした《稲妻/Lightning Bolt》には5マナで《Force of Will》。ターンが経てば経つほど苦しい成田、ライフは既に成田13-18吉原と逆転されており、さらに《相殺/Counterbalance》が戦場へ。

 成田がただただターンを返す中、サイがクロックを刻む。吉原のライブラリには、常に1、2マナのカードが用意されている。

 そのまま、吉原が栄光を掴み取った!

成田 0-2 吉原

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