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「嬉しくない、っていえば嘘になりますよね」

 と、中村 修平(大阪)は笑顔で答えた。

 中村が笑顔をだす時は、本当に嬉しい時だけだ。やはり日本選手権という大会には特別な価値がある。

 決勝で対戦したのは渡辺 雄也(神奈川)。

 昨年の世界選手権で覚えた屈辱、それは渡辺に忘れられないものだった。

 あの世界選手権表彰式の感動を再びと、リベンジに燃えて日本選手権に臨んだ。

 そんなふたりで行われた決勝戦。

 クイックン・トースト対青黒フェアリーという絶望的なマッチアップ。だが、それは旧環境でのことだった。世界は完全に変わったのだ。

 その勝負を決めたのは基本セット2010で投入された、フェアリー対策の最終兵器《大貂皮鹿/Great Sable Stag》。

 だが、フェアリーには対処不可能という下馬評であった《大貂皮鹿/Great Sable Stag》を相手に、渡辺は限界まで対処を行い、中村を追い詰め、そして、トップデック勝負にまで追い込んだ。

 「垂直落下式トップデック」とまでいわれる渡辺のトップデック、だが、その最後のトップデックは不発であったのは誰の目にも明らかだった。

 だが、その中でも渡辺は最後まで考えることをやめなかった。

 ふたりの関係を人にたずねれば「ライバルであり、盟友」と誰もが口を揃えてそういう。だからこそ渡辺は中村に勝利したかったのだろう。

 王者中村率いる日本代表のメンバーは、前述の渡辺と、岡山の新鋭、塩田 有真(岡山)である。

 仕事の都合がつきさえすれば、ぜひとも世界選手権に参加したいと語る塩田だが、ぜひとも万全の体制を持って世界選手権に臨んでいただきたい。

 また、塩田のリザーバーとして名を連ねるのは、津村 健志(広島)である。

 中村とは2004年世界選手権以来2回目の代表チームとなる可能性もあり、こちらのメンバーによる世界選手権も期待できる。

 そして、本戦だけでなく、この日本選手権ではもうひとつ大きく取り上げるべきイベントがあった。

 それは、併催されたレガシー選手権'09だ。

 関東地方のレガシーコミュニティを牽引してきた佐宗 一歩(東京)が、その名誉ある初代王者に輝くとともに、トップ8のデックリストをみて驚いた。

 そこには、殿堂プレイヤー藤田 剛史(大阪)による、前環境スタンダードそのままのキスキンの姿があったのだ。

 めまぐるしく変化するスタンダードと、変化の中でも変わらずすきなカードを使い続けることができるレガシー。

 どちらの価値もマジックの中にある。

 間違いなく新しい扉が開き、新たな世界が広がった基本セット2010。

 次のプレミアイベントである8月末のグランプリ新潟、そしてローマで行われる世界選手権では、この日本選手権の結果がどのような物語を紡いでいくことになるのだろうか。


Japan Nationals'09 クイックインタビュー「レガシーの魅力」

By Naoaki Umesaki

本日は、日本選手権の併催イベントとして、日本では初めてのレガシー選手権が開催されました!

最近では日本でも盛り上がっているとはいえ、まだまだレガシー未体験の方も多いのでは?

そこで、レガシー選手権参加者の皆さんにレガシーの魅力を語っていただきました!


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