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Round 10:坂口 尚紀(愛知) vs. 栗原 伸豪(東京)

Round 10:坂口 尚紀(愛知) vs. 栗原 伸豪(東京)

By Daisuke Kawasaki

 2009年日本選手権最後のドラフトラウンドは、やはりトップ卓の3勝をかけた対決をお送りしよう。

 まずは、「地球人最強」こと栗原 伸豪(東京)。プロツアージュネーブトップ8をはじめ、そうそうたる戦績を残すプレイヤーであり、また、日本選手権との相性の良さでも知られる強豪である。

栗原 「3回中2回トップ8に入って、段々順位あがってきてますからね」

 という栗原。今年は決勝卓での対決をぜひとも目指したいところだ。

ks

 対するは、なんと現時点で無敗どころか全勝で突き進んできている坂口 尚紀(愛知)。津村 健志(広島)・中村 修平(大阪)とそうそうたるメンバーを本日も倒してのりにのっている新鋭だ。

 ちょうど、昨年千葉コミュニティが大きくクローズアップされたように、昨年末のFinals以来、愛知の、名古屋コミュニティの躍進はクローズアップされるべきトピックになるだろう。

Game 1

kurihara 先手の坂口がキャストした《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》は《ナカティルの野人/Nacatl Savage》と相打ちしてしまうが、続くターンに坂口がキャストした《カターリの爆撃兵/Kathari Bomber》がゴブリントークンを2体呼び寄せる。

 坂口は、さらに《アンクスの死者の王/Lich Lord of Unx》を戦場に追加しつつ、《カターリの爆撃兵/Kathari Bomber》の蘇生でトークンを生み出す。

 これに対して栗原は、《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute》をキャスト、《アンクスの死者の王/Lich Lord of Unx》を《闇の感情/Dark Temper》で除去、《ナカティルの野人/Nacatl Savage》を戦場に追加する。

 だが、同じく4/4の《淀み水の精霊/Brackwater Elemental》がキャストされたことで、少々攻めあぐねる栗原。とりあえずは《荒廃稲妻/Blightning》で坂口の2枚の手札をたたき落とす。

 ここでの坂口のトップデックが《縫い目のドレイク/Sewn-Eye Drake》。

 しかし、アドバンテージで大きく利のある栗原。《水膨れ虫/Blister Beetle》で《縫い目のドレイク/Sewn-Eye Drake》を除去すると、逆に坂口のトークンを乗り越えてクロックを刻む《骸骨のカターリ/Skeletal Kathari》を盤面へと追加する。

 さらに《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》まで追加して、攻め手十分...かと思われた栗原だったのだが、ここで坂口がキャストしたのが、なんと《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》。

 これによって栗原はライフ5まで追い詰められ、さらにトークンによる攻撃でそのライフは3に。

 そして、この段階でアドバンテージに大きな利があるのは坂口なのだった。

坂口 1-0 栗原

Game 2

sakaguchi 先手栗原は、2ターン目《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》という、M10以降スタンダードですら見ない立ち上がり。続いて《ナカティルの野人/Nacatl Savage》を追加する。

 毎ターン2ライフずつ払いながら突撃してくるこの平成の《肉裂き怪物/Flesh Reaver》を止めることができない坂口。

 《ナカティルの野人/Nacatl Savage》は《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》で相打ち、《縫い目のドレイク/Sewn-Eye Drake》によってクロックをかけ返すのだが、それでもひるまずスーサイドにヒルアタックな栗原。

 だがここで坂口は《死体の鑑定人/Corpse Connoisseur》をキャストし、その能力で《淀み水の精霊/Brackwater Elemental》を墓地に送り込み、攻守を入れ替えようと画策する。

 《残忍なハイドラ/Feral Hydra》をX=4で送り込みなんとか手綱を握り続けようとする栗原だったが、勢いに乗る坂口を止めることは、地球人最強の力をもってしても不可能だった。

坂口 2-0 栗原

坂口 「せっかくなので、ライアンチャンス(予選ラウンドをIDなしで全勝すること)めざしますよ!」

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