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Round 1: 大礒 正嗣(広島) vs. 津村 健志(大阪)

Round 1: 大礒 正嗣(広島) vs. 津村 健志(大阪)

By Tomohiro Kaji

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 広島と言えば大礒と津村というイメージが強かった二人だが、学校の都合で津村が大阪に移ってしまった為に、今日は会うのも久しぶりらしい。

 最近はとても大学が楽しいらしく、今日は平日なので講義の先生を説得して日本選手権に参加したとのことだ。

 また大礒は普段、対人でゲームをすることがあまり出来ない環境らしく、今回一人二役調整をしてきたとのこと。対戦相手がプレイしてくれるなんて、なんて楽なんだという言葉が印象的だった。

 そんな二人のデッキは週刊連載でもフィーチャーされていた青緑ターボランドに対し、大礒は青黒発掘デッキをプレイしている。

Game 1

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 《カルニの庭/Khalni Garden》からリッチ・ホーエンのプレイヤーカードを展開と、なんだか4/4くらいありそうなトークンを戦場に出す津村に対し、《飛び地の暗号術士/Enclave Cryptologist》からのスタートを切った大礒。

 津村は高速展開を予感させる《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を追加し、軽めのビートダウンでライフを攻めるが、対する大礒は暗号術師のレベルを上げ、カードを引きつつ《絞り取る悪魔/Extractor Demon》を墓地に送る。

 大礒は再度カードを引きながら《絞り取る悪魔/Extractor Demon》を墓地に追加し、《背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger》をキャストすると、次のターンには蘇生とあわせて10点クロックの出来上がり。

 一度は《絞り取る悪魔/Extractor Demon》とコピーからの10点を喰らうが、2枚目の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と《霧深い雨林/Misty Rainforest》からフェッチで引き出した追加の4マナで《思考の泉/Mind Spring》をX=3でキャストすると、さらに《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を展開する。

 津村はプレインズウォーカーで《背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger》を手札に返し、なんとか致死ターンをひとつ伸ばす。

 大礒はせっかく《絞り取る悪魔/Extractor Demon》を蘇生しても、《背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger》は速攻を得ないので、再度《背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger》をキャストし、仕方なく《恐血鬼/Bloodghast》をコピーさせライフ9の津村を攻める。

 だが、リッチな苗木トークンが地上をがっちりガードし、津村のライフは2点残ってしまう。

 苗木トークンで稼いだターンで、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の《渦まく知識/Brainstorm》で見た3枚のカードには《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》があった!

 ライブラリー操作と、巫女の能力はまるで《未来予知/Future Sight》となって、津村に大量のマナを供給する。

 手札とマナの揃った状態から、さらにアドバンテージを重ねる為にキャストされる《時間のねじれ/Time Warp》されると、追加ターンにはやりたい放題。

 実質《Ancestral Recall》になってしまった《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力からキャストされた《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》が場に現れたかと思ったら、一瞬で大礒のライフは吹き飛んだ。

津村 1-0 大礒

Game 2

 大礒は《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》があるものの、重いカードばかりのもっさりハンドを非常に微妙な表情でかなり悩むが、これをキープ。

 《ハリマーの深み/Halimar Depths》から《探検/Explore》と、順調にマナを伸ばす津村に対し、なんとなくかみ合わないという顔をしている大礒。

 《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》から《絞り取る悪魔/Extractor Demon》を墓地に送り、蘇生でライフを削りにかかるが、津村は3ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を呼び出し、《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》をバウンスする。

 速攻付きのカードでなければこのプレインズウォーカーを超えられず、カードの重さから展開に苦しむ大礒だが、津村に《地盤の際/Tectonic Edge》で唯一の黒マナを破壊されてしまう。

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 なんとか大礒は《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》と《飛び地の暗号術士/Enclave Cryptologist》の同時展開をするのだが、その隙に津村は《不屈の自然/Rampant Growth》と《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》に《渦まく知識/Brainstorm》と手札、マナ共に充実させる。

 ここでさっさとゲームに勝ち切りたい津村だが、あいにく7枚のカードは土地5に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》《濃霧/Fog》と未来が見えず、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》をサイドアウトし、《乱動の精霊/Roil Elemental》に切り替えたためにエンドカードにたどり着いたとしても時間がかかってしまう。

 立ち上がりこそ遅れた大礒だが、津村のドローがぐたぐたなおかげで《復讐蔦/Vengevine》、《恐血鬼/Bloodghast》と墓地からクリーチャーを展開が間に合い、アタックを開始する。

 なんとか津村も《乱動の精霊/Roil Elemental》とフェッチランドのシナジーで《復讐蔦/Vengevine》達のコントロールを得るも、毎ターンカードを引き増している大礒からは即《破滅の刃/Doom Blade》。

 津村はなんとか《濃霧/Fog》を使って首の皮一枚のライフを守り、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》でカードを掘り続けると、2枚目の《乱動の精霊/Roil Elemental》を発見、さらにライブラリーシャッフルから《ハリマーの深み/Halimar Depths》で3枚目になる《乱動の精霊/Roil Elemental》と《時間のねじれ/Time Warp》を掘り当てる。

 こうなれば津村の独壇場で、2枚の《乱動の精霊/Roil Elemental》とフェッチランドで大礒のクリーチャーを奪い切り、《時間のねじれ/Time Warp》で全てのクリーチャーを戦闘に送りだした。

津村 2-0 大礒

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