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Round 6: 八十岡 翔太(東京) vs. 棚橋 雅康(新潟)

Round 6: 八十岡 翔太(東京) vs. 棚橋 雅康(新潟)

By Shiro Wakayama

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 プロツアー優勝、プレイヤーオブザイヤー、MOチャンピオンシップ準優勝、さらには公式記事でもクオリティの高い記事を量産する八十岡。

 マジックに対する貢献度は計り知れない男。だが、そんな全てを手に入れているかのような八十岡だが、喉から手が出るほど欲しいものがある。個人戦でのタイトルをまだ獲得出来ていないのである。そんな八十岡が、時は今!と感じたのかどうかはよくわからないが、ここまで全勝という好成績を収め、日本王座への道をひた走っている。

 そんな八十岡と同じく、ここまで土付かずで好調な成績なのは、京都で鮮烈なデビューを果たした棚橋 雅康(新潟)。プロツアー・京都09にて、赤白や白黒によるトークンの海を、フェアリーの羽で飛び越え、プロツアー初出場でTOP8という快挙を成し遂げた。だが、その後は目立った成績を残せていない棚橋も、タイトルを渇望しているのは同様。八十岡と棚橋、X-0の行進を続けるのはどちらのプレイヤーなのか?

Game 1

 先手は棚橋。八十岡はマリガン後に少し渋い顔をしてキープを宣言。

 お互いに山をセットしつつのファーストアクションは、棚橋の《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》。さらに《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk》と展開するが、八十岡は《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage》で対抗しようとする。が、八十岡は肝心の土地が止まってしまっており、《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage》を砲台にレベルアップさせることが出来ない。もたついている八十岡の根を止めるため、《猪の陰影/Boar Umbra》を《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》にエンチャントし、ライフを詰めにかかる。

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 これはたまらないと、《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk》を《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage》で相打ちとし、クロックを減らして、解決策に辿り着くための時間を稼ぐが、4/4の族霊鎧付きはそう簡単に対処が出来ない。

 棚橋はダメ押しとばかりに《エムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher》という脅威を盤面に追加するが、結局土地も解決策も引き込めなかった八十岡は、次のゲームへと意識を切り替えた。

八十岡 0-1 棚橋

Game 2

 先手八十岡。互いにワンマリガンするも、八十岡の《前兆の壁/Wall of Omens》、《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage》というアクションに対し、《カルガの竜王/Kargan Dragonlord》、《成長の発作/Growth Spasm》、《オンドゥの巨人/Ondu Giant》と、好ゲームを予感させる、流れるような素晴らしい展開を見せる。

 だが、八十岡はまたしても土地が3枚でピタリと止まってしまい、ゲームは一気に棚橋側に傾く。2度のマナランプにより急成長した《カルガの竜王/Kargan Dragonlord》は、さらに《蛇の陰影/Snake Umbra》を纏い、これに対する回答が無い八十岡は、「くそぅ。。。」と呟きながら、悔しそうにデッキを片づけた。

八十岡 0-2 棚橋

 タイトルに向けて、大事な一勝をもぎ取った棚橋。相性の良い京都で、このまま駆け抜けるのか、注目したい。

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