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「最高のゲーム(の主催)で最高の旅......を......」

「最高のゲーム(の主催)で最高の旅......を......」

by Bill Stark

 昨日、レーティングで日本選手権に招待され、選手として戦うレベル3ジャッジ梅咲直瑛氏の話をお届けした。彼の話は、高レベルのジャッジでありながら競技プレイヤーであり、ゲームと旅をプレイヤーとして楽しみながらマジックにジャッジとして寄与するというものだった。今日は、この高レベルのプレイヤーとしての立場と、また他の形でマジックに寄与する立場を持つ人物をもう一人紹介しよう。彼女の名前は古屋祥子、ジャッジとして知られているわけではないが、彼女は沖縄のマジック販売店の店主であると同時に、九州のプレミア・イベントの主催者と協力し、沖縄地元で精力的にイベントを運営している主催者なのだ。
 彼女がマジックとともに歩んできた道のりを知るために、私は彼女に何年間プレイしているかを尋ねた。「テンペストからですから、13年ぐらいですか?」ロン・フォスターを通訳として挟みながら、彼女はそう答えてくれた。「テンペストは日本語に訳された2つめのセットで、私の友達もあのときに始めたんです。それで、私も巻き込まれました」沖縄の主催者として、彼女は沖縄のイベントのほとんどを運営していて、そして彼女は日本選手権予選を勝ったのだった。
 梅咲氏にも聞いたことだが、プレイすることと主催することのどちらが上かと尋ねてみた。「同じぐらいです。主催するのは仕事ですけど、両方とも楽しいですから」彼女はまた主催者にとって競技する時間を作ることは大切だと思っていると言う。「プレイすることで、より良い主催者になれると思います。プレイヤーの視点からも物事を理解することができるようになりますから」古屋氏はまた、トーナメントの運営に関する主催者としての理解がプレイヤーとしての自分を助けてくれているとも言う。
 彼女がこのトーナメントのスタンダード部分で使っていたデッキは何かと聞くと、邪悪な笑みを浮かべながら「ジャンド。コントロール・デッキを使うのは巧くないですけど、ジャンドならまっすぐ行ける上にメインデッキが柔軟で、いろいろな戦略が採れます。サイドボードを使えば環境のあらゆるデッキに対処できますよ」と答えた。ジャンドについてのこれ以上ないほどはっきりした評価だった。古屋祥子氏が、高いレベルのイベントで攻撃的なデッキを使うことでプレイスキルの欠如を埋めようとした最初のプレイヤーというわけではもちろんない。
 私は古屋氏に、他の日本人プレイヤーと協力したいかと聞いたが、彼女は沖縄の自分の店のプレイヤーと協力していると答えた。彼女の店「Absolute Zero」は毎日開いており、毎週毎日マジックをプレイできる場所だ。沖縄のプレイヤーは少なくとももう1人この日本選手権で戦っているので、私は日本代表チームに入るとかプロツアーで戦うとかについて聞いてみた。「チームに入ったりプロツアーに行ったりするより、沖縄でプレミア・イベントをしたいですね」と答える彼女に、日本選手権で勝てば日本選手権を誘致できると告げたが、彼女はただ笑うだけだった。
「それは知ってますけど、知ってても勝てないんですよね!」

編注:彼女はかつて行なわれていた都道府県選手権で沖縄県選手権を主催しており、そういう意味でも地元密着型、沖縄県のコミュニティの中心にいる主催者と言えるだろう。

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