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シールドデッキ構築:石井 泰介(神奈川)

シールドデッキ構築:石井 泰介(神奈川)

By Takuya Osawa

 リミテッド王者決定戦であるThe Limits。

 筆者も、リミテッド好きとして、第1回に参加させていただいたが、その後はThe Limitsとは縁の遠い生活を送っている。今回のThe Limitsではこういう形で関わらせていただこう。

 今回のThe Limitsは、最新エキスパンションであるゼンディカーを使用した、シールド3回戦・ドラフト3回戦で開催される。

 ゼンディカーのリミテッドと言えば、記憶に新しいのが、GP北九州。

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 ここで優勝したのが、『上陸巨象/Land fall Elephant』こと石井 泰介(神奈川)だ。

 今、もっともThe Limits2009の優勝に近い男、石井。ここでは石井のシールド構築をお届けしよう。

 石井は、GP優勝した後も社会人というハンデがありながらMOや自宅での練習を怠らず、休みの日にはリミッツ予選にも積極的に参加し、この大会に照準を合わせてきたという。
石井 「いつものようにPTQで練習できないからね」

 石井と言えば「PTQあるところにマンモスあり」と言われたほどのPTQサーキットプレイヤー。

 今回のサンディエゴ予選では石井の顔を見れずに寂しい思いをしたプレイヤーも少なくないだろう。

 デッキ構築開始。

 開始早々2枚の《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を見てニヤリ。

 さすが『上陸巨象/Land fall Elephant』。

 全体のカードプールを見て、先ずは《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を軸に据えた赤は決定。

 この環境で一番好きというだけあって赤いカードの取捨選択が早い。

 特に戦闘トリックにおいては今回装備品が多いと言うことでかなりシビアに。「《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》は好きだけど《殺戮の叫び/Slaughter Cry(ZEN)》は人より点数が低いと思う」と赤に対する自信が窺える。

 他にも「色が合ってなくても《飛翔する海崖/Soaring Seacliff(ZEN)》や《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》は入れるけど《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》や《ピラニアの湿地/Piranha Marsh(ZEN)》は色が合ってても入れないことが多い」と独自の理論も確立している。

 ちなみに筆者は《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》はかなりお気に入りなのだが、石井的には「白=攻撃的」というイメージがあり、2点のライフをゲインするということよりもダメージクロックが1ターン遅れるリスクのほうが高いとのことなのだろう。

 そんな頼もしい一面を見せつつ「《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》の点数がイマイチ固まってないんだよなぁ...」とお茶目な一面を見せてくれるのがマンモスさんの魅力の一つ。

 あとはパートナー探し。

 青はカードを並べる前に却下。

 続いて《猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths(ZEN)》、《ベイロスの林壊し/Baloth Woodcrasher(ZEN)》の2体のマンモ...ではなくベイロスを擁する緑。 

 クリーチャーは強力だがマナ拘束のキツさから、カードのインパクトにしては比較的早めに断念。

 そしてGP北九州を制したことで石井のイメージカラーとなっている《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》を始めとした上陸とは相性の良いカードから《迷いし者の番人/Shepherd of the Lost(ZEN)》、《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》と強力カードも揃っている白。

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 しかし「《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》があれば白決定なんだけどなぁ...」とこの環境のシールド構築において最重要視すると言う除去の枚数に不安を口にする。

石井 「クリーチャーと除去のバランス(除去過多)は気にしないんだけど、上陸を最大限に生かすためには除去はちゃんとないとね」

 是非とも『上陸巨象/Land fall Elephant』のフレーバーテキストに採用したい一言。

 マンモスファンとしては非常に残念ながら白は断念。

 最後に辿り着いたのは不安要素だった除去の枚数を《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》2枚と《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》で補える黒。

 《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を生かすための軽量クリーチャーの数も十分ということで黒に決定。

 気になったのは《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》よりも単体のカードパワーに多少の不安が残る《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》を採用していたところ。
《カズールの大将軍/Kazuul Warlord(ZEN)》を始めとした同盟者シナジーを重視したとのこと。

 最後に強力な上陸カードの力を最大限に発揮するために土地を19枚にするか最後まで悩むが結局18枚。

石井 「M10がすごい嫌いで苦手だったから、その分この環境に対するモチベーション高かったし愛着があるかな。てかGP優勝して嫌いなんて言えないっすよー」

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