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Round 2:黒田 正城(大阪) vs. 川田 千洋(神奈川)

Round 2:黒田 正城(大阪) vs. 川田 千洋(神奈川)

By Jun'ya Takahashi

川田 「1戦目はナベ(渡辺 雄也)とだったんだよね」

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 2ラウンド連続で強豪と対戦することとなった川田 千洋(神奈川)は、関東のPTQサーキットでは有名なプレイヤーの一人である。八十岡 翔太(神奈川)や山本 賢太郎(埼玉)を始めとする多くの熟練者から実力を認められており、『The Limits』にまつわる成績では、2008年度の同大会において準優勝している。

川田 「今度こそ優勝したいですね」

 2年前に逃したトロフィーを今度こそ手に収める事はできるのだろうか。

 そのチャレンジャーを迎え撃つのは、言わずと知れたプロツアーチャンピオンの黒田 正城(大阪)だ。ヴィンテージからリミテッドまで、多くのフォーマットを嗜む黒田は、そのどれもにおいて好成績を収めている。その輝かしい戦績に新しく『The Limits2010』という文字を刻みつけられるのだろうか。

 黒田のデッキは『感染』をフィーチャーした、《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》と《化膿獣/Putrefax》を擁する「緑黒感染」となっている。除去の枚数が心許ないものの、とても奇麗にまとまっている強力なデッキに見える。

Game 1

 ダイスロールで黒田が選択権を得た。シールド戦による遅いゲーム展開を見据えて川田に先手を譲ると、じっくりと初手の7枚を確認する。黒田の7枚には土地が含まれておらず、次の6枚にもマナ発生源は見えない。5枚にまで減ってしまった手札に土地を見つけた黒田は、7枚でプレイすることを決めた川田に、その5枚でゲームを始めることを示した。

 お互いに《鉛のマイア/Leaden Myr》を展開するも、先手の利を活かした川田は逸早く4マナへと到達し、黒田のマイアを《感染の賦活/Instill Infection》で除去する。《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica》《荒廃のマンバ/Blight Mamba》《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff》を場に出して戦線を整える黒田に対して、川田は《闇の掌握/Grasp of Darkness》で《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica》を破壊した上で、《金属の駿馬/Chrome Steed》と《危険なマイア/Perilous Myr》でその突破を図る。

 《荒廃のマンバ/Blight Mamba》に装備を付けて守りの姿勢を取った黒田だったが、川田が《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》等の戦力を追加すると、それ以降呪文に辿りつけなかった黒田は静かに土地を片づけた。

黒田 0-1 川田

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Game 2

 再び黒田は後手を選択し、川田のターンからゲームは始まった。お互いに7枚の手札で始める事ができたため、川田は《鉄のマイア/Iron Myr》から《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を、黒田は《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》《伝染病の屍賊/Contagious Nim》とお互いに理想的な展開を迎える。

 しかし、次のターンに川田が素早く墓地においた《電弧の痕跡/Arc Trail》が黒田の2体のクリーチャーを撃ち落とし、序盤にも拘らず一気にゲームが傾いてしまう。呻く黒田は《荒廃のマンバ/Blight Mamba》の再生で戦線を支えようとするも、あっさりと《感染の賦活/Instill Infection》に対処されてしまい、川田の場には《キマイラ的大群/Chimeric Mass》まで追加されてしまう。

 それでも踏ん張る黒田は、戦闘中に《荒々しき力/Untamed Might》を使って《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を倒し、《転倒の磁石/Tumble Magnet》で《キマイラ的大群/Chimeric Mass》を一時的に封じる。

 ようやく落ちついたように見えた戦場だったが、返しのターンであっさりと《粉砕/Shatter》を引いた川田は、それで《転倒の磁石/Tumble Magnet》を破壊すると、黒田には6/6のキマイラから身を守るための術は無かった。

黒田 0-2 川田

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