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エクステンデッド・メタゲームブレイクダウン

エクステンデッド・メタゲームブレイクダウン

Rashad Miller

2010年9月3日

 447人のプレイヤーが、この新エクステンデッドの先行きを示す。アムステルダムを埋め尽くすのは、過去に存在していたデッキか、それともここに集った才能あふれる選手たちが生み出した新星なのか?

アーキタイプ割合
《風景の変容》7215.75%
《包囲の搭、ドラン》459.85%
《むかつき》418.97%
《紅蓮術士の昇天》388.32%
フェアリー357.66%
赤単347.44%
白ウィニー235.03%
発掘214.60%
ジャンド194.16%
《死せる生》173.72%
エルフ143.06%
《神秘の指導》132.84%
赤緑122.63%
マーフォーク112.41%
5色コントロール112.41%
緑白マナ・ランプ81.75%
青緑タッチ赤61.31%
《獣相のシャーマン》51.09%
《目覚ましヒバリ》40.88%
《均衡の復元》40.88%
ゴブリン40.88%
続唱スワン30.66%
白黒タッチ赤コントロール20.44%
《集団意識》20.44%
ボロス20.44%
バント20.44%
青白コントロール10.22%
アサルトスワン10.22%
緑黒マナ・ランプ10.22%
緑赤マナ・ランプ10.22%
エスパーコントロール10.22%
グリクシスコントロール10.22%
黒白トークン10.22%

 72人のプレイヤーが使った《風景の変容》がリストの筆頭に立った。中でも多かったのは《血編み髪のエルフ》と《タルモゴイフ》で積極的に攻撃して相手の動きを鈍らせ、その後、デッキ名にもなっているカードを使ってゲームを決めるものだった。より創造性に富んだ構築は、《虹色の前兆》を使った青緑赤のものだった。このエンチャントを戦場に出していると、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を含む全ての土地は全ての基本土地タイプを持つ。つまり山でもあるのだ。このデッキは、最速、第4ターンに24回の誘発を決めることもあるという。

 次に多かったのは、《包囲の搭、ドラン》デッキだ。45人がこの《包囲の搭、ドラン》デッキで勝ち抜くチャンスだと考え、《ツリーフォークの先触れ》や《聖遺の騎士》、《貴族の教主》を戦場に送り込んだ。この種のデッキの中には、マナ・クリーチャーの代わりに《壌土のライオン》のようなクリーチャーを入れ、《罰する火》への耐性を高めているものもあった。

 その次に来たのがコンボデッキ2種だ。《天使の嗜み》+《むかつき》デッキが41人、《紅蓮術士の昇天》が38人のプレイヤーの武器となった。前者のデッキは、《天使の嗜み》と《むかつき》で自分のデッキを全て引ききってしまうのだ。そうなれば、フラッシュバックつきの《燃焼》から《死の影》を《投げ飛ばし》するといったような勝ち方も可能である。他方の《紅蓮術士の昇天》デッキは、《定業》や《思案》のような軽いドロー・カードを使い、《紅蓮術士の昇天》を強化していき、《時間のねじれ》や《罰する火》をコピーして敵を打ち倒すのだ。

 青黒フェアリーと赤単が、トップ6の残り2席を埋めた。フェアリーは、この新エクステンデッドのメタゲームを定義すると想定されていた最初のデッキの一つだった。35人のプレイヤーが、プロツアーでの闘いを《苦花》のトークンと《謎めいた命令》に委ねることを選んだ。34人のプレイヤーは「赤単はやっぱり強い」という判断の下、《山》《ゴブリンの先達》《稲妻》をスリーブに入れることを選んだ。《窯の悪鬼》、《ボガートの突撃隊》が声を上げる中、多くのプレイヤーはバーンよりの手法を選んだ。《純なる炎の探索》や《針落とし》が卓上に姿を見せていた。

 アムステルダムの上位6アーキタイプだけを挙げてみた。数の多いデッキは他にまだ5種類あり、白ウィニー、発掘、《死せる生》、エルフ、《神秘の指導》だ。そして16種類のアーキタイプ合わせて80のローグ・デッキが存在し、初日の戦場には多種多様なデッキが生息している。この多様性が土曜日にも続くのか? それとも、土曜日は単一のデッキが制圧してしまうのか? 土曜日のカバレージをお楽しみに!

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