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Round 10: Conley Woods(アメリカ) vs. Guillaume Wafo-Tapa(フランス)

Round 10: Conley Woods(アメリカ) vs. Guillaume Wafo-Tapa(フランス)

By Daisuke Kawasaki

 本日のドラフトが開始する前に、ちょっとした事件が会場で起こった。

 なんと、初日全勝のConley Woods(アメリカ)が会場に来ていないのだ!

 結局、多少の遅刻をして会場に訪れたConleyは一部の「走れ!走れ!」コールと、会場中からの生暖かい拍手によって迎えられた。

 その業か否か、Brad Nelson(アメリカ)との全勝対決に敗北してしまったConley Woods。1敗の後に対戦するのは、今年の殿堂候補であるGuillaume Wafo-Tapa(フランス)だ。

 フランスとアメリカで、異端のデックビルダーとして知られるもの同士が、リミテッドで火花を散らす。

 ちなみに、Wafo-Tapaといえば、極度のコントロールマニア、もっといえばドローマニアとして有名だが、今回のドラフトデックももちろん、準青単のドローカード満載デックである。

Game 1

R10_Woods.jpg

 1ターン目に《定業/Preordain》を使用したWafo-Tapaに対して、Conleyのファーストアクションは2ターン目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger》。

 これに対してWafo-Tapaは《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》を召喚、さらにConleyが3ターン目に何も動きのなかったところで《水晶球/Crystal Ball》を出して、今後の展開を優位に進めようとする。

 だが、ここでConleyは3色目の土地、《島/Island》をセットして《蒼穹のドレイク/Azure Drake》を召喚、これでWafo-Tapaの攻撃は完全にストップ、さらに《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》が追加されて、《蒼穹のドレイク/Azure Drake》が飛行でクロックを刻み始める状況にまでなる。

 Wafo-Tapaは、《占いフクロウ/Augury Owl》を追加し、占術に占術を重ねる形で山札を掘り進める。そして、《湾口の海蛇/Harbor Serpent》を召喚する。だが、これでフルタップになったWafo-Tapaに対して、Conleyはかまわず《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》で攻撃。Wafo-Tapaはこれをブロックしない。

 このターンにConleyは《耕作/Cultivate》を使用。さらに、《斑の猪/Brindle Boar》を召喚してWafo-Tapaの動きを牽制する。

 しかし、Wafo-Tapaが《精神の制御/Mind Control》を《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》にエンチャントし、コントロールを奪ったことで、Conleyは困窮してしまう。2発目の《耕作/Cultivate》を使用したものの、手札にはまだまだ土地があふれている。事実上、役に立つカードは《稲妻/Lightning Bolt》だけの状態だ。

 この《稲妻/Lightning Bolt》を《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》に打ち、ブロッカーを完全に排除すると、《斑の猪/Brindle Boar》《蒼穹のドレイク/Azure Drake》《森のレインジャー/Sylvan Ranger》のすべてで攻撃、Wafo-Tapaのライフを7とする。

 だが、Wafo-Tapaが全軍を進撃させ、《火の玉/Fireball》を打つと、Conleyは手札にため込んだ土地を見せつけるしかなかった。

Wafo-Tapa 1-0 Conley

Game 2

R10_WafoTapa.jpg

 またも1ターン目に《定業/Preordain》からスタートしたWafo-Tapa。さらにConleyのファーストアクションである《聖なる狼/Sacred Wolf》も《瞬間凍結/Flashfreeze》で打ち消し、《巻物泥棒/Scroll Thief》を召喚と順調な展開。

 だが、Conleyが《棍棒のトロール/Cudgel Troll》を召喚したことで、一気に天秤が傾く。Wafo-Tapaの手札には、対抗策として《精神の制御/Mind Control》があるのだが、土地が合計で4枚しか用意できない。

 そこで、《占いフクロウ/Augury Owl》に占いを頼むWafo-Tapa。ここでみた3枚は《瞬間凍結/Flashfreeze》《精神の制御/Mind Control》《ジェイスの創意/Jace's Ingenuity》というカロリーの高いものだったが、すべてを下に送り込む。

 Conleyは《耕作/Cultivate》をプレイし、緑マナを残してターンを終了。運命のWafo-Tapaのドローは、《島/Island》。これで《精神の制御/Mind Control》が使用できることとなり、ブロッカーのいないConleyからは巻物が奪われる。

 《精神の制御/Mind Control》こそ《帰化/Naturalize》で対処したConleyだったのだが、《湾口の海蛇/Harbor Serpent》までつながってしまい、《島/Island》をおいていたConleyにはこの怪物を対処することが出来ない。

 結局、《湾口の海蛇/Harbor Serpent》が致死圏内としたライフを、《火の玉/Fireball》がもぎ取ったのだった。

Wafo-Tapa 2-0 Conley

R10_WafoTapa_deck.jpg

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