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Round 14: 栗原 伸豪(東京) vs. Guillaume Matignon(フランス)

Round 14: 栗原 伸豪(東京) vs. Guillaume Matignon(フランス)

By Daisuke Kawasaki

 Round 13で平島 祐太朗(福岡)・石井 泰介(神奈川)が敗北してしまったため、3敗の日本人プレイヤーはいなくなり、日曜日に日本人プレイヤーが残るためには、ここから全勝した上で、タイブレイカーに期待するしかなくなってしまった。

 ここで、4敗ラインの日本人からアリーナへと呼ばれたのは、昨年末に開催されたThe Limitsで優勝した栗原 伸豪(東京)である。

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 齋藤 友晴(東京)・三田村 和弥(千葉)・渡辺 雄也(神奈川)・中村 修平(大阪)といった日本人レベル8が全員同じデック、赤青緑《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》をシェアしている事はすでにお伝えしたと思うが、元レベル8プレイヤーである栗原も、同じデックをシェアされている。

 対するは、プロツアー・サンファン、フランス選手権と続けて準優勝し、フランス版シルバーコレクターとしての実績を着々と積み重ねているGuillaume Matignon(フランス)だ。使用するデックは、同じく《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》。

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 トップ16に向けて、そして何よりわずかなトップ8の可能性に向けて負けられないこのマッチ。コンボ同型対決を制するのは果たしてどちらか。

Game 1

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 先手のMatignonは《霧深い雨林/Misty Rainforest》から《島/Island》をサーチして、《思案/Ponder》をプレイ。シャッフルしてドロー。対して、栗原も《霧深い雨林/Misty Rainforest》から《島/Island》をサーチして《思案/Ponder》、そしてシャッフル。違いは、それぞれの言語とエキスパンションくらいだ。

 Matignonは《沸騰する小湖/Scalding Tarn》から《山/Mountain》をサーチ、一方の栗原は《滝の断崖/Cascade Bluffs》をセットする。

 栗原のターンエンドに、Matignonは《魔力変/Manamorphose》を使用し、さらに《のぞき見/Peek》をプレイ。そして、互いにドローゴーを繰り返す。

 先に動いたのは、やはり先手のMatignon。4マナそろったところで、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》をプレイ。栗原の《マナ漏出/Mana Leak》に対して、《マナ漏出/Mana Leak》を重ね、無事《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》を着地させる。

 だが、このタップアウトの隙に、栗原も《魔力変/Manamorphose》経由で《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》をプレイし、今度はクエストの達成勝負となる。

 まず、Matignonは2枚目の《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》をプレイ。そして《思案/Ponder》を使用して、カウンターを乗せると、《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》をプレイしてターンを終了する。このターンエンドに栗原も2枚の《稲妻/Lightning Bolt》をMatignonに対して打ち込み、カウンターを《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》に。

 続くターン。Matignonは、土地を置くとターンを終了。対して、栗原がターンエンドに《罰する火/Punishing Fire》をプレイする。これを《マナ漏出/Mana Leak》して、Matignonは、見事二つ同時にクエストを達成する。

 こうなってしまうと、栗原にはどうにもできない。Matignonはまず、《魔力変/Manamorphose》をプレイし、コピーを二つスタックに乗せる。これらが解決され、Matignonは6マナと3枚の手札を手に入れる。そして、《罰する火/Punishing Fire》がプレイされ、コピーが二つのってしまうと、栗原は土地を片付けるしかなかった。

Matignon 1-0 栗原

Game 2

栗原 「メイン、8連敗目です」

 と語る栗原。ここからの巻き返しで今まで勝ってきたということだが、このマッチではどうか。

 まずは、マリガン。そして、続く6枚も切り直す。

 土地が4枚に《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》という手札を渋々キープした栗原。《霧深い雨林/Misty Rainforest》から《島/Island》をサーチして、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》をプレイしてターンを終了する。

 栗原の3ターン目。やはり土地を置くのみの栗原に対して、Matignonは《のぞき見/Peek》を使用する。ここで見えた3枚の手札も、土地。ここで安心してMatignonはサイドボードから《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》を投入する。

 続いて《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》をプレイするMatignon。これで《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》にカウンターがのせられる。

 Matignonは2体目の《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》をプレイ。そして、《のぞき見/Peek》。ここでみた栗原の手札もやはり、土地。2体の《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》にカウンターをのせた上で、2枚目の《のぞき見/Peek》をプレイするMatignon。

 これに対応して、栗原は《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》の能力をプレイ。だが、ここで引いたカードは、《島/Island》だった。

Matignon 2-0 栗原

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