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Round 4:大塚 高太郎(神奈川) vs. 角岡 利幸(東京)

Round 4:大塚 高太郎(神奈川) vs. 角岡 利幸(東京)

By Daisuke Kawasaki

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 太陽が昇り、カリフォルニアらしい陽気がただよってきたこのサンディエゴ。

 いままで3回戦続けてアリーナに呼ばれたフィーチャリングマッチをお届けしてきたが、このRound 4では趣向を変えて、テーブルで行われている日本人対決をお届けしよう。

 まずは、大塚 高太郎(神奈川)。

 最近の日本のトーナメントシーンでは「終わった」と評されることの多い古淵コミュニティだが、個人的に少なくとも古淵はまだ終わっていないと思う。大塚・北山、そしてわざわざ休日に古淵まで遠征してくる栗原といったプレイヤーたちは、日本でも屈指の回数のリミテッドをやっていると言っており、実際にその結果として、この3名は昨年末に開催されたThe Limits2009ではトップ8に入賞しているのだ。

 最近は「プロツアー・プラハ王者」大澤も準現役復帰しており、むしろ今シーズンはこのコミュニティの再興というトピックを年末にお届けするのではないかと考えている次第だ。

 さて、このジャンドの海で、大塚が選択したのは、なんと《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》。理由はよくわからないが、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》という言葉を言いたくない大塚は「赤緑ランプ(《不屈の自然/Rampant Growth》)」と言っているが、まごう事なき赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》だ。

 地元大会での成績があまりに好調だったからということで持ち込まれたこのデック。果たして、ジャンドを使用する角岡 利幸(東京)に対抗することはできるのか?

Game 1

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 後手大塚の《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》がファーストアクション。

 続く3ターン目もアクション無しの角岡に対して、大塚はセットランドからの《砕土/Harrow》で一気に《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》のクエストを達成する。そして、2枚目の《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を追加。

 エンドに《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》で土地をサーチすると、《探検/Explore》で、まずは《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセット。さらに、《探検の地図/Expedition Map》を起動し、追加で獲得したセットランドでサーチしてきた《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の2枚目をセットする。

 続くターンに大塚が、《砕土/Harrow》をキャストし、それによってクエスト達成した《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》の能力を起動すると、1ターンに4枚の《山/Mountain》が戦場に降臨。

 それぞれが3点火力×2になっているわけで、24点のダメージが一気に発生することとなった。

大塚 1-0 角岡

Game 2

 後手の大塚が1ターン目《探検の地図/Expedition Map》キャストから、2ターン目《探検/Explore》で《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》を追加でセットしている間、角岡はタップイン土地とフェッチを追加し続ける。

 角岡のファーストアクションは、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》。しかし、返しのターンでマナ加速している大塚に、キッカーの《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》を食らってしまう。

 なんとか土地をキープしていた角岡は、《荒廃稲妻/Blightning》で大塚の《不屈の自然/Rampant Growth》2枚をディスカードさせるが、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が盤面に追加されてしまう。

 このトークンこそ、《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》で対処した角岡だったが、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》で生み出された7体の植物トークンはどうにもならない。頼みの《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》が続唱したのは、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》。

 上陸で植物軍団を1/2にすると、大塚は、7体の植物に《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》でフルアタック。《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》が《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》にブロックされ、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》にブロックされる。

 大塚は、まず《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》を《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》の能力で2点火力とし、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》にとばして能力を使わせた上で、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》をさらに2点火力にし、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》を生き残らせる。

 角岡は、《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》と《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を盤面に。ここで大塚は、《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》をキャストした上で、《山/Mountain》をセットし2回目の上陸を達成する。

 今度は《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》を残してのフルアタック。結果、トークン4体が生き残り、角岡の盤面には《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》が残るのみ。

 完全にコンボデッキ向けのサイドボーディングをしていた角岡は、ドローをみると土地を片付けた。

大塚 2-0 角岡

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