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Round 7:北山 雅也(神奈川) vs. Jason Ford (アメリカ)

Round 7:北山 雅也(神奈川) vs. Jason Ford (アメリカ)

By FOREST

 日本勢の勝ち頭、元日本王者である北山 雅也のドラフト第二戦の模様をお届けしよう。Twitterの@mtgjpをフォローしていただいている方は既に御存知かもしれないが、北山 雅也は飛行機に預けた荷物がサンディエゴに届かない(※訪米二日目だが、行方不明のまま)というトラブルに巻き込まれている。つまり、着替えをはじめとしたトラベルグッズの何もかもが届いていない。

 しかしながら、北山はマジックプレイヤーにとって命ともいえるデッキだけは肌身離さず機内持ち込み荷物としていた。おかげで、なんとかこのプロツアー本戦には出場出来ているという状況である。

 対するアメリカのJason Ford、英語版ライターによると「これからに期待のアメリカの新鋭」とのこと。はたして、北山を相手にどのような試合運びを見せてくれるだろうか?

Jason Ford:青白
北山 雅也:緑単

Game 1

 Fordの《コーの装具役/Kor Outfitter》と北山の《闘士蜘蛛/Grappler Spider》が相討ちになる立ち上がりからゲームがスタート。Jason Fordが続けて上空に展開した二体の《天空のアジサシ/Welkin Tern》を北山が《タジュールの射手/Tajuru Archer》と《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》の「同盟者」能力によって続けて撃墜するという展開。

 まもなく、北山の《大木口の幼生/Timbermaw Larva》が《帆凧/Kitesail》を纏い8点のアタックを開始。いまさらながら、緑単色に成功した時の《大木口の幼生/Timbermaw Larva》のすさまじさは筆舌に尽くしがたい。

 対抗策を見いだせないJason Fordは間もなく投了を余儀なくされてしまうのだった。

北山 1-0 Ford

Game 2
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 《東屋のエルフ/Arbor Elf》から《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》、さらに《大木口の幼生/Timbermaw Larva》、続けて《領地のベイロス/Territorial Baloth》と恐るべきマナカーブでグリーンモンスターズを展開する北山。

 Jasonも2体の《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster》によって何とか北山の猛攻をスローダウンさせにかかり、タッパーである《潮力の精霊/Tideforce Elemental》を戦線に加えて状況の掌握にかかる。

 ...が、北山は《面晶体の流浪者/Hedron Rover》と《皮背のベイロス/Leatherback Baloth》を盤面に加えて陣容を強化し、さらに第1ゲームで大活躍を果たした装備品である《帆凧/Kitesail》をも追加するという猛攻を見せる。

 こうなると、タッパー1枚きりでは緑色の洪水の防波堤は築けないのだった。

北山 2-0 Ford

 勝負師でもあるプロプレイヤーの中には「業(カルマ)をためる」という言葉をよく口にする者たちがいる。いわく、ここぞというときのためにハードラックを甘んじて受け入れることが、「業をためる」ということになるのだそうだ。

 そうなると、航空会社の手違いで荷物が届かず、着のみ着のままで戦い続けるハメにはってしまった北山は、かなり業がたまっている状態なのかもしれない。

 圧倒的な完成度の緑単をドラフトしてみせた北山の、快進撃の続きに期待したい。

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