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Standard Decktech:中島 主税:白緑黒ジャンク

Standard Decktech:中島 主税:白緑黒ジャンク

By Daisuke Kawasaki

 さて、本日は、ワールドウェイクを活用したデックを中心に日本勢の使用しているスタンダードのデックを紹介してきたが、ここで毛色を変えてワールドウェイク前から使われてきているデックを紹介しよう。

 中島 主税(神奈川)の白緑黒ジャンクだ。

 まずはデッキリストから。

中島 主税
白緑黒ジャンク
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
3 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
1 《活発な野生林/Stirring Wildwood》
6 《森/Forest》
3 《平地/Plains》
2 《沼/Swamp》
1 《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》

-土地(24)-
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《不屈の随員/Dauntless Escort》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4 《エメリアの天使/Emeria Angel》
4 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》

-クリーチャー(23)-
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4 《流刑への道/Path to Exile》
2 《不気味な発見/Grim Discovery》
3 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
2 《思考の粉砕/Mind Shatter》

-呪文(13)-
4 《強迫/Duress》
3 《天界の粛清/Celestial Purge》
4 《コーの火歩き/Kor Firewalker》
3 《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》
1 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

-サイドボード(15)-

川崎 「それでは、まず、今回このデッキを使用しようとした理由を教えていただけますか?」

中島 「ジャンドが嫌いで使いたくなかったというのが一番ですね」

川崎 「ジャンド、嫌いですか」

中島 「嫌い、ってだけじゃないけどね。普段からの練習でもジャンドを使うのはあまり好きじゃなかったせいで練習が足りなかった。で、同型が多いと思ったので、それじゃあ練習してるジャンドには絶対勝てない。というわけで、軸の違うデッキで出よう、って思ったのが理由かな」

川崎 「なるほど」

中島 「あ、あと、天使と騎士が大好き」

川崎 「《悪斬の天使/Baneslayer Angel》と《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》ですか」

中島 「それもだけど、天使と騎士が大好き」

川崎 「えっと、中島さんは結構前からこのデックを使っていたと思うんですが、最初のきっかけはなんでしたか?」

中島 「去年の世界選手権で白緑黒を使っていて、その時のデッキは、まぁ、使わないかなと思ったんだけど、白緑黒っていう色の組み合わせは使いたかったんだよね」

川崎 「その理由はなんですか?」

中島 「天使と騎士が大好き」

三田村 「僕は《対抗呪文/Counterspell》が大好き」

川崎 「すいません、ここは好きなカードを聞くショートインタビューではありません。で、白緑黒のデックをさがしていたと」

中島 「そうですね。で、hanoiこと和田くんが草の根で優勝しているデッキを発見して、使ってみたら良さそうだったので、そのデッキを軸に調整を重ねた感じですね」

川崎 「なるほど。基本的な動きはどんな感じですか?」

中島 「1ターン目に《貴族の教主/Noble Hierarch》か《極楽鳥/Birds of Paradise》をキャストして、マナを加速するのが基本です。そこから2ターン目の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》、そして3ターン目の《悪斬の天使/Baneslayer Angel》につなげられるのが最高ですね」

川崎 「なるほど。とはいえ、今は単体除去が多い環境だと思うのですが...」

中島 「それはそうなんだけど、逆にマストで除去をしなければいけないカードを連打すると、どこかで除去は尽きるからマストで除去をしなきゃいけないクリーチャーが生き残ってしまうんですよね。そのタイミングで《悪斬の天使/Baneslayer Angel》を出せるようにプレイする感じです」

川崎 「なるほど」

中島 「結構賛否両論なカードに《不屈の随員/Dauntless Escort》がいるんですが、僕はかなり活躍したと思ってます。こいつも、やっぱりマストで除去な上に、マナ加速から2ターン目に出せる3マナクリーチャーなので」

川崎 「ちなみに、ワールドウェイクで投入されたカードはありますか?」

中島 「今回、《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》を1枚入れてみたんですが、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》からサーチしてくることで、除去をはじけるので、大活躍でした。これはいいカードでしたね」

川崎 「LSVのナヤなんかにも採用されてますが、いい動きしますよね」

中島 「ワールドウェイクと言えば、似たデッキで、僕が黒なのに対して、青を入れていて《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を採用しているデッキがいましたが、同型では無双でしたね。ただ、今の環境には《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》があっていて、これはこれで強いので、どっちにするかは難しいところです」

川崎 「ちなみに、今回の経験をふまえての改良点などは?」

中島 「実は吸血鬼にまったく勝てないんですよ。今後、吸血鬼が増えるようなら、なにか仕組みを考えないといけないですね」

川崎 「このデッキを使うのにオススメな人とかいますか?」

中島 「そうですねぇ...僕がそうなんですけれども、コントロールデッキを使うのもダメだけど、だからといって、早いビートダウンで、さばかれてイライラするのが嫌だっていう人には、こういうミドルレンジのデッキがお勧めできるかもしれません」

川崎 「なるほど。ありがとうござ...」

中島 「あ、もう一個ありました」

川崎 「なんですか?」

中島 「天使と騎士が大好き」

 天使と騎士が好きな白系プレイヤーの方は、是非とも使ってみていただきたい。

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