マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

イベントカバレージ

Round 2:Olivier Ruel(フランス) vs. Tom Martell(アメリカ)

Round 2:Olivier Ruel(フランス) vs. Tom Martell(アメリカ)

By Daisuke Kawasaki

 この第2回戦のフィーチャリングを飾るのは、殿堂プレイヤーであり、またプロシーンきっての親日家としても知られるOlivier Ruel(フランス)だ。

 使用するデックは、緑のマナ加速に青のドロー、赤のユーティリティを加えた、青緑赤ビッグマナ。

Olivier 「ところで、僕の対戦相手はサイトー(齋藤友晴)かい?」

 Olivierの対戦相手はTom Martell。

 トムマーテル、トモーハル。

 似てるといえば似てる。

 そんな話はさておいて、Tomが使用するデックは、緑単エルドラージ。

 第1回戦をざっとまわってみても、今回の環境で明らかな事は、緑系のマナ加速デッキが一大勢力であり、また、環境のキーを握っているということ。一見、そのマナ加速デック同士の対決に見えるが、果たして単色に理があるのか、それとも、多色化によるユーティリティが勝利するのか。

Game 1

 先手のTomが1ターン目《東屋のエルフ/Arbor Elf》から、2ターン目《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と展開するのに対して、Olivierは、1ターン目の《カルニの庭/Khalni Garden》から、《島/Island》をセットして2ターン目に 《巣の侵略者/Nest Invader》をキャスト。Tomは3ターン目に豊富なマナを活用して《コジレックの捕食者/Kozilek's Predator》をキャストする。

 Olivierが《先読み/See Beyond》を使用した返しに、Tomは《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をキャスト。どうやらTomのデックは緑単エルドラージは緑単エルドラージでも、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》を使用したビートダウンのようだ。

 ここで、Olivierは、自身の手札にある火力ではこの状況をどうにも出来ない事を悟り、土地を片付けた。

Tom 1-0 Olivier

Game 2

 多色・単色という軸をを超えた戦いであることが判明したこのマッチアップ。

 Game 2で先手のOlivierはまたも《カルニの庭/Khalni Garden》からゲームスタート。しかし、Olivierの2ターン目のアクションは《巣の侵略者/Nest Invader》ではなく、《怒り狂う山峡/Raging Ravine》。

 2ターン目にパーマネントを展開しないOlivierにたいして、Tomは、1ターン目に《東屋のエルフ/Arbor Elf》、2ターン目には《東屋のエルフ/Arbor Elf》の能力を使いながら《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をキャストし、今度はセットランドでの《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》からのマナを有効に活用し、2体目の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》までつなげる。

 潜在的に圧倒的なマナ差ができあがってしまったこの盤面で、Olivierはまたも《霧深い雨林/Misty Rainforest》をセットするのみでターンを返す。

 Tomは《霧深い雨林/Misty Rainforest》のセットから《森/Forest》をサーチし、早速2体の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から4マナをひねり出し、さらに土地からだしたマナを追加してまたも3ターン目の《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》。

 これが8点のダメージをOlivierに与える。Tomは《巣の侵略者/Nest Invader》をさらに追加。

 破壊されないこの大軍勢に対する対処法は、少なくともこの環境に4マナではないのだった。

Tom 2-0 Olivier

 ところで、冒頭でOlivierのことを親日家と書いた。過去にはたったひとりで日本のグランプリにくるほどだったOlivierだが、前回開催された横浜ではその姿を見なかったように思う。

 そこで、来週開催のグランプリ・仙台には来日予定があるかを聞いてみた。

Olivier 「本当は行きたいけど......全てのグランプリ回り続けるのは今は見送っているんだ。だから、残念ながら仙台に行くことはできないよ」

 そして、続けた。

Olivier 「でも、今年の世界選手権は日本だろ?その時は必ず日本に行くよ!今年初めての日本だね!」

前の記事: Round 1:マナ加速の向こうに | 次の記事: Round 3:三田村 和弥(千葉) vs. 大塚 高太郎(神奈川)
イベントカバレージ/プロツアー・サンファン10 一覧に戻る

イベントカバレージ