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Round 7: Paulo Vitor Damo da Rosa(ブラジル) vs. 八十岡 翔太(神奈川)

Round 7: Paulo Vitor Damo da Rosa(ブラジル) vs. 八十岡 翔太(神奈川)

by "FOREST" Keita Mori

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 この世界選手権における大きなトピックのひとつがブラジル代表チームの躍進だ。初日8回戦(*個人戦6+団体戦2)を終えて首位。そして、その強いブラジルの原動力となているのが主将をつとめる"PV"ことPaulo Vitor Damo da Rosaの円熟した強さである。

 昨年度の世界選手権でもTop 8に入賞しているPVは、ここ数シーズンに渡って年間最優秀プレイヤー(Player of the Year)争いの常連となっており、今季もランキング6位(48ppts)につけている。

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 そして、そんなPaulo Vitor Damo da Rosaと対峙しているのが、この世界選手権における「もうひとつの」大きなトピックを代表する男、八十岡 翔太だ。

 八十岡は、朝から夕方までプロプレイヤーとして世界選手権本戦を戦い、夜の訪れとともに彼はオンライン世界に飛び込んで、電脳世界におけるマジックの年間最優秀選手"yaya3"として「マジックオンライン選手権」の予選ラウンドに挑むという超過密スケジュールを送っているのだ。

 八十岡の昨日の戦いぶりは、特集記事で。

Paulo Vitor Damo da Rosa:赤黒
八十岡 翔太:緑青「同盟者」

Game 1

 ダイスロールで先行を取った赤黒のPVが、2ターン目《ゴブリンの近道抜け》、3ターン目《地獄火の雑種犬》、4ターン目《溶鉄の荒廃者》とクリーチャーを展開していくが、対する八十岡の「同盟者」軍団が凄まじい展開力を見せて盤面を圧倒する。2ターン目に《オラン=リーフの生き残り》、3ターン目に《ウマーラの猛禽》、4ターン目に《オラン=リーフの生き残り》、5ターン目にも《タジュールの射手》。

 仲間の到来とともに巨大化していく「同盟者」軍団を前に、PVは防戦一方の展開を余儀なくされる。なんとか相打ち要員である《巨大蠍》を盤面送りこんでみたのだが...八十岡は《鞭打ちの罠》でブロッカーを追い返し、鮮やかなビートダウンを完遂した。

八十岡 1-0 PV

Game 2

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 痛恨のダブルマリガンからのスタートとなったPaulo Vitor Damo da Rosaを前に、八十岡は1ターン目に《巨森、オラン=リーフ》セット、2ターン目に《オラン=リーフの生き残り》、3ターン目に《オラン=リーフの生き残り》を出して巨森を起動するという素晴らしい立ち上がりを見せる。

 《信頼おける山刀》を出して《巨大蠍》にまとわせてみるPVだが、いかんせん3マナで土地が止まってしまって何もできない状況。サソリと相打ちになることも厭わず、八十岡は次々と「同盟者」を展開しながらアタッカーをレッドゾーンに突撃させる。

 トドメとばかりに八十岡が《冒険者の装具》と《ムル・ダヤの巫女》による「ターボ上陸」モードを完成させると、Paulo Vitor Damo da Rosaは肩をすくめて投了を宣言した。
 わずか5分間という呆気ない攻防だったが、これからドラフト3回+スイス式9回戦という長丁場を控えている"yaya3"にとっては、こういった「電撃戦」をうまく展開して、ラウンドとラウンドの間のわずかな休憩時間を少しでも伸ばしたいところだろう。

八十岡 2-0 PV

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