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Round 10: Bram Snepvangers(オランダ) vs. 八十岡 翔太(神奈川)

Round 10: Bram Snepvangers(オランダ) vs. 八十岡 翔太(神奈川)

by "FOREST" Keita Mori

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 世界選手権の第二ドラフトを栄光の一番卓で迎えた二人。まさしく予選18ラウンドも折り返し地点を迎えた今、Top 8進出を視界にとらえながら彼らはどのような戦いを見せてくれるだろうか?

Draft Viewer: Pod 1, Draft 2

八十岡 翔太:青黒
Bram Snepvengers:白緑

Game 1

 先手八十岡4ターン目の《風乗りの長魚》が初動という、この環境にしてはゆるやかな立ち上がり。これをSnepvangersが《未達への旅》で除去し、それを受けて八十岡がもう一体の《風乗りの長魚》を召喚する。

 Snepvengersは《オラン=リーフの出家蜘蛛》キッカーで二体目の長魚も除去し、続くターンには《変わり樹のバジリスク》二体を戦場に送りこんで攻勢をかける。。

 なんとか八十岡も《吸血鬼の夜鷲》を引き当てて応戦するが、続くターンにSnepvengersは「上陸」メカニズム界の頂点に君臨するモンスター、神話レアの《猛り狂うベイロス》を呼び出して、さっそく土地を置く。

 無料で4/4トークンを生み続けるビーストを前に、八十岡は投了を余儀なくされた。

Bram Snepvengers 1-0 八十岡 翔太

Game 2
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 両者それぞれファーストアクションは3ターン目、八十岡の《吸血鬼の夜鷲》とSnepvengersの《緑織りのドルイド》だ。

 八十岡はアタック後に《風乗りの長魚》を展開し、マナ加速を果たしたBram Snepvengersは《放牧の林鹿》と《変わり樹のバジリスク》を盤面に。八十岡は《魂の階段の探検》を場において、土地を置いてから飛行部隊でアタック宣言。戦闘後に《緑織りのドルイド》に《麻痺の掌握》をエンチャントして封じ込めた。

 お互いが目まぐるしくクリーチャーを展開し、除去スペルを応酬する。《風乗りの長魚》に《未達への旅》を使用し、アタック後に《変わり樹のバジリスク》二体目を展開するBram Snepvengers。

 八十岡は《生きている津波》を召喚し、《吸血鬼の夜鷲》でアタックを継続。Bram Snepvengersも土地を置くごとに「上陸」で2点ずつライフを回復する状況であるため、ゲームの行方はまったく予断を許さない。

 Bram Snepvengersの《放牧の林鹿》と《変わり樹のバジリスク》のアタックを八十岡は本体に通し、続くターンも「上陸」して4/4になった《風乗りの長魚》と《吸血鬼の夜鷲》で殴り返す。《蜘蛛糸の網》をまとった《変わり樹のバジリスク》が《風乗りの長魚》を相討ちにとった。

 八十岡は《アイオーの廃墟の探検》を場に出し、《ウマーラの猛禽》を戦場に送りこんで、Bram Snepvengersの《変わり樹のバジリスク》のアタックをその猛禽で相討ちに。

 戦闘後にBram Snepvengersは《領地のベイロス》を召喚し、続く八十岡の空軍のアタックに対しても、《蜘蛛糸の網》を装備させた《放牧の林鹿》に《原初の怒声》を使用するブロック。4/4飛行である《生きている津波》を撃墜して見せた。

 続くターンに《オラン=リーフの出家蜘蛛》を引き当てたBram Snepvengersは、当然これをキッカーで召喚して《吸血鬼の夜鷲》を破壊。八十岡軍の最重要リソースのひとつを破壊して見せた。

 絶対絶命のピンチを迎えた八十岡だが、ここで"yaya3"としての、現実世界と電脳世界を極めた力強さを見せつける。すなわち、《海門の伝承師》、《ウマーラの猛禽》、《売剣の粗暴者》と「同盟者」軍団を次々と展開し、《海門の伝承師》による毎ターン3枚のドローから反撃を果たすのだ!

 Bram Snepvengersも《領地のベイロス》でアタックを繰り返し、《大木口の幼生》を戦線に追加。続くターンには《オラン=リーフの出家蜘蛛》キッカー召喚も試みるが、これを"yaya3"は《対抗呪文》!...の現代版である《取り消し》で対処。

 5/5となった《大木口の幼生》、2/4の《放牧の林鹿》、1/3《オラン=リーフの出家蜘蛛》、4/4《領地のベイロス》と全軍でBram Snepvengersはアタック宣言を敢行するが、八十岡は落ち着いてベイロスを猛禽と売剣で、鹿を伝承師でブロックした。ダメージが解決する前に八十岡はさらに3枚のカードをドローし、《乱動への突入》キッカーで《大木口の幼生》をバウンス。

 八十岡は《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》の二体目を召喚し、《アイオーの廃墟の探検/Ior Ruin Expedition》を設置。さらに2枚のカードをエンドステップに伝承師からドローして、《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter》を戦線に追加し、2/2状態の《大木口の幼生/Timbermaw Larva》に《見栄え損ない/Disfigure》を見舞う。

 水を得た魚、もとい、カードを引きまくる八十岡を前に、Snepvengersも降参。

Bram Snepvengers 1-1 八十岡 翔太

Game 3

 後手マリガンスタートの八十岡は《アイオーの廃墟の探検/Ior Ruin Expedition》からゲームをスタートするが、2ターン目《ニッサに選ばれし者/Nissa's Chosen》から3ターン目《緑織りのドルイド/Greenweaver Druid》、さらにマナブーストした4ターン目に《領地のベイロス/Territorial Baloth》と順調にクリーチャーを展開するBram Snepvengersの前に苦戦を余儀なくされる。

 八十岡も《ウマーラの猛禽/Umara Raptor》と《風乗りの長魚/Windrider Eel》という航空戦力を展開したが、ここで地上に《放牧の林鹿/Grazing Gladehart》と《変わり樹のバジリスク/Turntimber Basilisk》を呼び出すBram Snepvengersの猛攻を抑えきれなれない。

 なんとか《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp》で《領地のベイロス/Territorial Baloth》を封じ込める八十岡だったが、まもなく《巨身化/Gigantiform》をトップデッキしたBram Snepvengersの前に蹂躙されてしまうのだった。

 マナ加速から一気に軍勢を展開するという緑色の必殺ストラテジーが炸裂したゲームだった。

Bram Snepvengers 2-1 八十岡 翔太

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