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Extended Dechtech:行弘 賢:《超起源》

Extended Dechtech:行弘 賢:《超起源》

By Daisuke Kawasaki

 超大型クリーチャーを、コストを超気にしないで、超使いまくりたい、という方も多いのではないだろうか?

 そんな方にオススメするのが、この行弘 賢の使用する、《超起源/Hypergenesis》デックだ。

行弘 賢
世界選手権2009
1 《島/Island》
4 《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
4 《反射池/Reflecting Pool》
2 《蒸気孔/Steam Vents》
1 《鮮烈な岩山/Vivid Crag》
4 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
4 《宝石鉱山/Gemstone Mine》

-土地(22)-
4 《うなる類人猿/Simian Grunts》 4 《大祖始/Progenitus》
4 《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
2 《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》
1 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
2 《厳然たるスフィンクス/Magister Sphinx》
1 《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon》

-クリーチャー(19)-
3 《炎渦竜巻/Firespout》
3 《超起源/Hypergenesis》
2 《悪魔の戦慄/Demonic Dread》
4 《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
4 《暴力的な突発/Violent Outburst》
4 《献身的な嘆願/Ardent Plea》

-呪文(20)-
3 《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
4 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1 《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》
1 《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
2 《日夜の苦役/Toils of Night and Day》
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》

-サイドボード(15)-

 デックの基本的な動きは簡単だ。

 手札に十分な大型クリーチャーがある状態で、3ターン目、もしくは《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》の力を借りて3マナの続唱呪文を使用する。

 このデックに入っている3マナ以下の呪文はただひとつ。すなわち《超起源/Hypergenesis》だ。

 そして、解決された《超起源/Hypergenesis》によって、手札の超大型クリーチャーたちを出したい放題になる、というわけだ。

 この続唱からのエンジンで、《超起源/Hypergenesis》を実質3マナの呪文として使用するというのがこのデックのコンセプトである。

 それでは、肝心の大型クリーチャーの選択理由について、制作者の行弘に聞いてみよう。

行弘 「この2枚が基本となります。《大祖始/Progenitus》は事実上どんな除去もききませんから、確実にダメージを重ねてくれますし、《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》も、出た時点で5点、次のターンに殴って5点とダメージを与えてくれます。基本的に1枚のカードの期待値は10点ですので、コンボは続唱+クリーチャー2枚が基本ですね」

行弘 「このカードも基本的なカードですね。やっぱり、コイツも10点もっていってくれます。出た時点で仕事を終わらせてくれているのが優秀ですけれども、2枚目が意味ないので枚数は減らしています」

《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》

行弘 「環境の基本的な除去が今は《流刑への道/Path to Exile》なので、このカードも除去耐性が高く、追加の《大祖始/Progenitus》的に入っています。あと、一応がんばれば普通にだせないこともないですね」

行弘 「単色デッキ相手には、このカードで封殺できます。除去である《流刑への道/Path to Exile》で殺される脆いクリーチャーはあまりデッキにいれたくないのですが、このカードは『白』を宣言すれば《流刑への道/Path to Exile》を封殺できます。一番多く言う色は『白』なのですが、発掘デッキあたりを相手にする時は『黒』ですね」

行弘 「これはほぼ発掘専用カードです。一応Zooにもききそうですが、手札で腐っている《流刑への道/Path to Exile》で除去されてしまうので、あまり意味がありませんね。発掘はゾンビトークンでの一斉攻撃が勝ち手段なので、このカードを出すと勝ち手段がほとんど失われます。《面晶体のカニ/Hedron Crab》でライブラリー削りきられる前に殴りきりましょう。発掘だと、メインでコイツを除去出来るカードは無いはずです」

行弘 「コイツはなにげのこのデッキの一番のキーカードです。伝説のクリーチャーをコピーして、対消滅しないのが非常にこのデッキにあっています。《大祖始/Progenitus》や《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》をコピーすることもできますし、《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》をコピーすれば祭りですよ。《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》はかなりいい選択だと思っています」

行弘 「同型用のサイドボードです。相手の入れてくると予想される《マルフェゴール/Malfegor》を奪う事ができます」

行弘 「デッキの構造上、《虚空の杯/Chalice of the Void》を張られると、自力で《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》を出すくらいしかできることが無くなってしまうのでアーティファクト対策は必須です。これは続唱でめくれないマナコストで、しかも軽く使う事ができるカードとしてはいっています」

 超大型クリーチャーの王になりたい、という方は是非とも試してみてはいかがだろうか。

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