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準決勝:David Reitbauer(オーストリア) vs. Terry Soh(マレーシア)

準決勝:David Reitbauer(オーストリア) vs. Terry Soh(マレーシア)

By Shuhei Nakamura

 ジャンド対決を制して準決勝へと駒を進めたディビット・ライトバウアー、そして準々決勝の不利なマッチアップを跳ね返してきたテリー・ソー。決勝へと進むのはどちらになるだろうか

Game 1

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 先攻を取った《ゴブリンの先達/Goblin Guide》が勢いよく攻撃するソー。

 ライトバウアーが《野蛮な地/Savage Lands》という立ち上がりに対してソーは《貴族の教主/Noble Hierarch》から打点追加とマナ加速を並立させてプレッシャーをかける。

 たまらず《稲妻/Lightning Bolt》2連発で対応したライトバウアーにソーは真打の《大貂皮鹿/Great Sable Stag》。

 カードの殆どが黒色のジャンドにとって対処し辛い一枚な上、ライトバウアーは3枚目の土地が置けないと弱り目にたたり目。

 それを尻目にソーは《貴族の教主/Noble Hierarch》と《長毛のソクター/Woolly Thoctar》を召喚し、ようやく3枚目の土地を引き《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を召喚したライトバウアーに《稲妻/Lightning Bolt》本体に放ち、《途方もない力/Colossal Might》を提示、どうブロックしても致死ダメージが入ってしまうライトバウアーはここで投了。僅か5ターン、準々決勝と同じく第1ゲームは凄まじい速さでソーが取った。

ソー 1-0 ライトバウアー

Game 2

 ソーはダブルマリガンするが《霧深い雨林/Misty Rainforest》、《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch》という悪くない立ち上がり。

 ライトバウアーはその教主を《稲妻/Lightning Bolt》で除去し《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を召喚、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》を追加しつつトークンを出してトリナクスを攻撃せずにマリガン差を生かしてゆっくり攻める構え。

 ソーはライトバウアーのターン終了時に《稲妻/Lightning Bolt》を撃ち込んでガラクを排除、土地を引けず仕方なくノンキッカーで《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》を召喚してブロッカーを用意する。せめてトリナクスが攻撃してくれていれば...

 そんなソーを嘲笑うかのように襲い掛かる《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》、そして続唱の《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》。

ソー 1-1 ライトバウアー

Game 3
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 ソーが7枚の手札をキープしたのに対してライトバウアーがマリガン。

 ソーは再びの《貴族の教主/Noble Hierarch》スタートから《山/Mountain》を置いて《長毛のソクター/Woolly Thoctar》。このソクターを《根縛りの岩山/Rootbound Crag》、《沼/Swamp》から《終止/Terminate》で殺したもののもう一度《長毛のソクター/Woolly Thoctar》が、ライトバウアーは除去で対応することが出来ずに賛美の所為で効果は薄いが《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》と《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》を置くのみ。

 返すターン、ソーは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を召喚してから《乾燥台地/Arid Mesa》をプレイ、上陸でマナを出してから台地を起動、更に余剰マナを生み出して《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を召喚、めくれたカードは《途方もない力/Colossal Might》。

 ソクターに力が唱えられ一気に10点ダメージ、その上でクリーチャーが4対1と一気に場の流れが傾く、ライトバウアーも《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》、続唱が《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar》を破壊となんとか対応しようとするのだが戦場に残ってしまっている《貴族の教主/Noble Hierarch》とヒルへの《天界の粛清/Celestial Purge》がなかなか相打ちブロックをさせて貰えない。

 教主を追加し2体の賛美のおかげで5/4になっているエルフのダメージを本体で受けてライトバウアーのライフは残り4にまで落ち、続けて用意した《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》は隣の《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を《天界の粛清/Celestial Purge》で除去されることで強制的にブロックさせられる羽目になってしまう。

 だがライトバウアーもまだ終わっていない《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》を唱えアンタップ能力経由をして《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》からブロッカーとして超がつく優秀カード、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を召喚することに成功。先ほどの粛清で息切れしたソーに対して逆に強力な布陣で迂闊に攻撃してくればトリナクスが分裂して逆転勝ちという布陣を敷くことに成功する。

 待てばガラクにトークンを量産されるソーが運命を託した《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》は...

場を整理すると

《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》、3/3ビーストトークン

《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》、《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》

そしてライフは4。

ソー 2-1 ライトバウアー

Game 4

 ライトバウアーが《野蛮な地/Savage Lands》を横向きに置いてターンを渡すお決まりの動作から《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》を経由して《沼/Swamp》、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》という初動に対してソーは2ターン目に《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》。このコブラは《稲妻/Lightning Bolt》で即対処、すみやかに4点のダメージを与えて次なるソーのコブラにも余っているマナで《稲妻/Lightning Bolt》。《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を召喚しつつソーのライフを12に。

 わずか2回の攻撃でもうライフが半分になっているソーは《長毛のソクター/Woolly Thoctar》を出してブロッカーとしてしようする構えをみせるがこれにも《終止/Terminate》が飛びライフはこれで7。土地を3枚から引けずライフ的に後が無いソーが召喚した《大貂皮鹿/Great Sable Stag》にライトバウアーは自軍の2体を突っ込ませ《噴出の稲妻/Burst Lightning》を叩きつけた。

ソー 2-2 ライトバウアー

Game 5

 お互いに土地をタップインしての5本目。

 ソーの《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をライトバウアーが《噴出の稲妻/Burst Lightning》で除去するというまでは互角の攻防だったがソーが3枚目の土地を置けない。

 仕方なく召喚、即攻撃した《ゴブリンの先達/Goblin Guide》が《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》を見せつけ、ライトバウアーは戦場にある《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》を起動せず。

 ということは土地は潤沢にあるという事で...

 続く先達で《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を確認された上でその《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》で破壊され仕方なく《天界の粛清/Celestial Purge》を打った次のターンにも土地を引かない。

 とうとう《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》を召喚され《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood》で強化されて万事休す。

 《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を召喚と形ばかりの抵抗を試みるがそれすら《終止/Terminate》されたソーは右手を差し出した。

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ソー 2-3 ライトバウアー

 ディビット・ライトバウアー決勝進出

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