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Extended Dechtech:八十岡 翔太:ヤソコン

Extended Dechtech:八十岡 翔太:ヤソコン

By Daisuke Kawasaki

 日本勢が使用している《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》デックは全部で3つ。

 最後のひとつとして紹介するのは、八十岡 翔太のヤソコンだ。

八十岡 翔太
世界選手権2009
1 《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《幽霊街/Ghost Quarter》
1 《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
4 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2 《神無き祭殿/Godless Shrine》
4 《平地/Plains》
1 《森/Forest》
1 《島/Island》
-土地(24)-
3 《永遠の証人/Eternal Witness》
4 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1 《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
3 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1 《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》

-クリーチャー(17)-
3 《審判の日/Day of Judgment》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
4 《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》
1 《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》
4 《流刑への道/Path to Exile》
2 《原野の脈動/Pulse of the Fields》
1 《粗野な覚醒/Rude Awakening》
2 《神の怒り/Wrath of God》

-呪文(19)-
3 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
1 《根絶/Extirpate》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1 《幽霊街/Ghost Quarter》
2 《糾弾/Condemn》
1 《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
2 《貪欲な罠/Ravenous Trap》

-サイドボード(15)-

 八十岡のデック、としか言いようのないデックリスト。

 はっきりいって、このデックの動きは筆者の口からは説明できないと思うので、八十岡本人に説明してもらおう。

川崎 「デックの動きを教えていただいていいですか?」

八十岡 「1.《神の怒り/Wrath of God》を打ちます」

八十岡 「2.《永遠の証人/Eternal Witness》で除去を使い回します」

八十岡 「3.《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をうちます」

八十岡 「4.勝ち」

川崎 「いや、その3.と4.の間をもう少し説明していただけませんかね?」

八十岡 「基本的にこのデッキは《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をうてば、その時点で必要なカードを2枚手札にいれられるんだ。密度の濃い2枚が手に入るなら、ゲームに勝てるでしょ」

川崎 「ふむふむ。ちなみに、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》は使い方がめんどい、というか、難しいことで有名ですが、いくつか簡単に例をだしていただけますか?」

八十岡 「Zooが相手の時は、除去を4枚持ってきます」

八十岡 「もしくは、クリーチャー4体でもオッケー」

八十岡 「場が平らなら、《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》《壌土からの生命/Life from the Loam》《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》を持ってきます」

八十岡 「《平地/Plains》が7枚以上あれば、墓地に落ちた《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》は戻ってきますし、《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》は《壌土からの生命/Life from the Loam》で回収できるので、必ず、手札に入ります。毎ターン《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》で戻ってくる《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》で生け贄に捧げて、相手をロック状態にしましょう」

川崎 「ふむふむ。このコンボのために《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》が入っているんですね。他の《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》には《砂の殉教者/Martyr of Sands》が入っていますが、八十岡さんは入れてませんね」

八十岡 「《砂の殉教者/Martyr of Sands》、弱いからきらいなんだ。弱いカードはいれたくないよ」

川崎 「たしかに、八十岡さんらしいカードが数多く入ってますね。《粗野な覚醒/Rude Awakening》とか」

八十岡 「あぁ、それはみんなに言われるね。《粗野な覚醒/Rude Awakening》は好きですよ。いろんな角度からのサドンデスがある」

川崎 「瞬殺できる別の勝ち手段があるデックは強い、っていう、いつもの八十岡理論ですね。ヤソだけに《粗野な覚醒/Rude Awakening》(ソヤ)が好き、なんちゃって」

八十岡 「なにいってんの?」

川崎 「いえ、忘れてください。やっぱり、このデックは好きなカードを詰め込んだデックだということでいいですかね?」

八十岡 「《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》も好きだし、基本的にそうだね」

川崎 「このデックを使用しようとするかたにアドバイスをお願いします」

八十岡 「素人さんにはお勧めできません」

 我こそは玄人!というかたは、この奇怪にして禍々しいコントロールコンボデックと奮戦してみるのも、どうだろうか?

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