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Round 13:八十岡 翔太(東京) vs. Matt Sperling(アメリカ)

Round 13:八十岡 翔太(東京) vs. Matt Sperling(アメリカ)

By Daisuke Kawasaki

 国別代表戦が2回戦終了し、世界選手権本戦が開始する。

 本日のレギュレーションはエクステンデッドの6回戦だ。

 今年の世界選手権は、「不調」と言われたプロツアー・アムステルダム以上の苦戦を日本勢は強いられている。現時点で、最上位は3敗の高橋 優太(東京)という状況であり、4敗ラインの日本人たちは、事実上今後1敗も許されないという厳しい戦いを続けなければならない。

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 そんな4敗のラインから、初戦では八十岡 翔太(東京)のマッチアップをお届けしよう。使用しているデッキは多色の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》。対するMatt Sperling(アメリカ)のデッキは赤単だ。

Game 1

 先手Sperlingは、1ターン目に《ぐらつく峰/Teetering Peaks》をセットし、2ターン目に《ゴブリンの先達/Goblin Guide》。さらに2枚目の《ぐらつく峰/Teetering Peaks》をセットして、八十岡に4点のダメージ。

 一方の八十岡は、1ターン目にセットした《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》から《つぶやき林/Murmuring Bosk》をサーチし、2ターン目には《霧深い雨林/Misty Rainforest》から《島/Island》をサーチして《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をプレイする。

 Sperlingは《ゴブリンの先達/Goblin Guide》でアタックし、《電弧の痕跡/Arc Trail》を八十岡に2点《ゴブリンの先達/Goblin Guide》に1点打ち込む。

 Sperlingのターンエンドに《漸増爆弾/Ratchet Bomb》にカウンターを載せ《ゴブリンの先達/Goblin Guide》への対抗策を手に入れた八十岡は《定業/Preordain》を2回打って手札を充実させる。Sperlingが後続をプレイできなかったところで、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイし、ライフを回復し、キーカードである《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセット。だが、Sperlingも《稲妻/Lightning Bolt》2発を八十岡に打ち込み、八十岡のライフを危険水域である6へと落とす。そして、自身のターンに《炎の投げ槍/Flame Javelin》で2に。

 八十岡は2枚目の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイし、ライフを4に。そして《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の2枚目をセットするのだが、Sperlingの手札にも2枚目の《炎の投げ槍/Flame Javelin》が。

Sperling 1-0 八十岡

Game 2

 先手の八十岡は1ターン目に《定業/Preordain》。対してSperlingは《運命の大立者/Figure of Destiny》をプレイする。2ターン目に八十岡が《探検/Explore》でマナを加速したのに対してSperlingは《運命の大立者/Figure of Destiny》を2/2にし、八十岡のライフを削っていく。

 八十岡は2枚目の《探検/Explore》によって、3ターン目にして5枚の土地を確保。緊急回避的な白マナを残しつつ《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をプレイする。Mattは《運命の大立者/Figure of Destiny》を強化せずにアタックし、《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》をプレイする。返して八十岡は、基本地形2枚をたたせて《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイ。

 ここでSperlingは長考。そして、3マナで《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》の2枚目をプレイするのだが、これは《マナ漏出/Mana Leak》。続くターンに《ぐらつく峰/Teetering Peaks》のサポートで5/1となった《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》が《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》と共にアタックしてくるのだが、これには《流刑への道/Path to Exile》が飛び、《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》にブロックされたところで《天界の列柱/Celestial Colonnade》を破壊する。

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 ここで八十岡は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をアタックさせ、Sperlingのライフを削りにかかる。一方、カウンターが1個のった《漸増爆弾/Ratchet Bomb》があるため、動きにくいSperlingは《運命の大立者/Figure of Destiny》でゆっくりとライフを削る。ここで《戦争門/Wargate》がX=3でキャストされ、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》の2枚目が戦場に。

 ここでタップアウトしたのをきっかけに、Sperlingは《運命の大立者/Figure of Destiny》を強化し、《炎の投げ槍/Flame Javelin》を本体に。《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が《運命の大立者/Figure of Destiny》をブロックして、八十岡のライフは14に。

 マナの使い道のないSperlingはとりあえず《運命の大立者/Figure of Destiny》を強化し、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を使わせ、2体目の《運命の大立者/Figure of Destiny》をプレイする。Sperlingの残りマナは6マナ。ここで八十岡は《マナ漏出/Mana Leak》を使用して、Sperlingにマナを使わせ、《運命の大立者/Figure of Destiny》が4/4になるマナを残させない。

 2/1と3/2の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》がアタックすると、Sperlingのライフは1に。ここでX=4で《戦争門/Wargate》をプレイし、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》の2枚目をサーチ、八十岡のライフは16点に。

 一回《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》を走らせ八十岡のライフを13にするが、3体の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に対応するために八十岡のライフは17に。そしてトップデックした《戦争門/Wargate》が《強情なベイロス/Obstinate Baloth》をサーチして21に。

 返しで《運命の大立者/Figure of Destiny》をプレイしたSperling。そして《強情なベイロス/Obstinate Baloth》へと《炎の投げ槍/Flame Javelin》が。《運命の大立者/Figure of Destiny》1体と《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が相打ち、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》のもう1体は4/4の《運命の大立者/Figure of Destiny》にブロックされる。この攻防によって、戦場にはSperlingの《運命の大立者/Figure of Destiny》だけが生き残る。

 これが8/8となって2回アタックし、蘇生した《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》とトップデックした《炎の投げ槍/Flame Javelin》によって、一気に八十岡のすべてのライフが削りきられてしまったのだった。

Sperling 2-0 八十岡

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