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Round 16: 中村 修平(大阪) vs. Mauteusz Kopec(ポーランド)

Round 16: 中村 修平(大阪) vs. Mauteusz Kopec(ポーランド)

By Daisuke Kawasaki

 4敗のラインで16回戦目を迎えた中村 修平(大阪)。

 日本人としてのトップ8を目指すために負けられない戦いなのはもちろんだが、このマッチを勝利することで、高い確率で来期のレベル8が決定するマッチである。

 対戦するのは、Kopec Mauteusz(ポーランド)。使用デックは前スタンダード環境の王者、ジャンドである。

Game 1

 先手の中村は1ターン目に《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセットし、2ターン目に《不屈の自然/Rampant Growth》をプレイする。対して1ターン目に《野蛮な地/Savage Lands》をセットしたKopecは2ターン目に《思考囲い/Thoughtseize》をプレイする。

 ここで公開された中村の手札は、《謎めいた命令/Cryptic Command》が2枚に《定業/Preordain》《風景の変容/Scapeshift》に《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》。ここから《定業/Preordain》をディスカードさせるKopec。

 続いて《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》をプレイしたKopec。この《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》は攻撃時にライフを2点支払ったところで、《謎めいた命令/Cryptic Command》で手札に戻される。しかし、これでタップアウトした中村はまたも《思考囲い/Thoughtseize》をくらい、そして《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》は再召喚される。

 中村は、必死に《探検/Explore》、そして《定業/Preordain》で《虹色の前兆/Prismatic Omen》を探し求める。対して、Kopecは《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》をプレイ。ここでめくれたのは《大貂皮鹿/Great Sable Stag》。これらのアタックを1回《謎めいた命令/Cryptic Command》で中村が回避すると、さらに《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》、そして《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》と場に並ぶ。

 すでにクロックの数で言えば1ターンで致死量といっていい。《謎めいた命令/Cryptic Command》でしのぎ続けるにも枚数的な限界はある。《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の3枚目をセットしつつ、3枚目の《謎めいた命令/Cryptic Command》でしのいだ次のターン。《思案/Ponder》によって、見つけ出したのは《虹色の前兆/Prismatic Omen》。

 これをプレイし、《戦争門/Wargate》でフェッチをサーチすると、9点×2のダメージがKopecのライフを削りきった。

中村 1-0 Kopec

Game 2

 先手のKopecは、またもタップインから2ターン目の《思考囲い/Thoughtseize》。

 1ターン目に《定業/Preordain》を打っていた中村の手札は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》《戦争門/Wargate》《探検/Explore》《謎めいた命令/Cryptic Command》《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》《溢れかえる果樹園/Flooded Grove》《森/Forest》というもの。ここから《探検/Explore》をディスカードさせる。

 対して、中村はここで《定業/Preordain》で積み込んでおいた《虹色の前兆/Prismatic Omen》をプレイ。これでKopecにはかなり厳しいクロックがかかってしまう。互いに《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイし、相打ちした4ターン目。Kopecは有効なカードを引き当てることができず、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を追加するのみでターンを返す。

 続くターンのKopecのアタックで、またも互いの《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》が相打ち、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》のみがダメージを重ねる。中村は《呪詛術士/Anathemancer》を《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターし、続くターンに《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイして、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を手札に戻す。

 Kopecはここで手札が3枚の中村に対して《荒廃稲妻/Blightning》をうち、ダメージを《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》へと移し替える。さらに《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を召喚し直す。

 ここで、中村は土地が5枚になり《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》が2枚あったため、これから先はすべての土地が6点火力となる。中村は《戦争門/Wargate》でフェッチランドをサーチして、本体に6点をあたえつつ、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》のパンプへの牽制とする。

 Kopecは2枚目の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》をプレイし、中村のライフを詰めにかかるが、《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》をトップデックし、Kopecの攻撃を押しとどめる。ここでKopecのライフは8。戦場には《霧深い雨林/Misty Rainforest》。

 ここで《島/Island》をトップデックし、中村は来期のレベル8をほぼ確定させた。

中村 2-0 Kopec

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