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Round 17: 中村 修平(大阪) vs. Eric Froehlich(アメリカ)

Round 17: 中村 修平(大阪) vs. Eric Froehlich(アメリカ)

By Daisuke Kawasaki

 第16回戦での勝利によって、高い確率での来期レベル8の権利を手に入れた中村 修平(大阪)。続いて、トップ8のかかったマッチを戦う。

 このマッチを勝利すれば、次のラウンドをID(合意の引き分け)でトップ8が決定する。それどころか、Player of the Yearレースでトップを走っているBrad Nelson(アメリカ)が今大会絶不調であることを踏まえると、 Paulo Vitor Damo da Rosa(ブラジル)が明日の準々決勝で敗北し、中村の優勝縛りではあるものの、PoYを大逆転でまくるという可能性まで出てきたのである。

 このマッチで対戦するのはEric Froehlich(アメリカ)。使用するデックは、黒緑《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》だ。

Game 1

 先手は中村。

 互いに1ターン目に《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》を起動し、中村は《つぶやき林/Murmuring Bosk》を、そしてEricは《思考囲い/Thoughtseize》をプレイ。中村の手札から《不屈の自然/Rampant Growth》をディスカードさせる。

 中村はもう1枚もっていた《不屈の自然/Rampant Growth》をプレイ。対してEricは《献身のドルイド/Devoted Druid》をプレイする。そして、Ericはふたたび《思考囲い/Thoughtseize》。これを《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターしつつ《献身のドルイド/Devoted Druid》を手札に戻す。

 これに対応して《献身のドルイド/Devoted Druid》からマナを出し、そのマナで《献身のドルイド/Devoted Druid》を召喚し直したEricは、さらに《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》をプレイする。

 次のターン、中村はX=2で《戦争門/Wargate》をプレイ。《虹色の前兆/Prismatic Omen》を戦場に出す。この《虹色の前兆/Prismatic Omen》は《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》でサーチされた《酸のスライム/Acidic Slime》で除去されてしまったものの、中村はここで《戦争門/Wargate》をトップデック。2枚目の《虹色の前兆/Prismatic Omen》を戦場に出すことに成功する。

 だが、続くターンにEricがキャストしたのは《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》。1回のアタックと2回の能力起動で中村のライフは削りきられてしまう。

Eric 1-0 中村

Game 2

 先手中村は、まず《定業/Preordain》をプレイする。Ericは初手に《沼/Swamp》は無いようで、《森/Forest》から《極楽鳥/Birds of Paradise》。そして、続くターンに2マナ残した中村に対して、《極楽鳥/Birds of Paradise》からのマナで《思考囲い/Thoughtseize》をプレイ。これをスルーした中村の手札には《マナ漏出/Mana Leak》が2枚と《風景の変容/Scapeshift》が2枚。ここで《マナ漏出/Mana Leak》をディスカードさせると、《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》から2発目の《思考囲い/Thoughtseize》。2枚目の《マナ漏出/Mana Leak》をディスカードさせる。

 中村は、自身のターンに《定業/Preordain》をプレイ。そして、《不屈の自然/Rampant Growth》をトップに置くと、プレイして、4マナにたどり着く。返しにEricは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》をプレイする。

 返しで中村は手札を3枚の状態でターンを終える。ここに、Ericは3枚目の《思考囲い/Thoughtseize》をプレイ。中村の手札は2枚の《風景の変容/Scapeshift》と、《虹色の前兆/Prismatic Omen》。

 返しに、中村は土地を引き、6マナのうち、4マナを使って《風景の変容/Scapeshift》をプレイ。そして2枚の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》と2枚の《霧深い雨林/Misty Rainforest》をプレイして、続くターンの《虹色の前兆/Prismatic Omen》トップデックにかける。

 Ericは《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》をプレイし、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を1枚破壊。

 ここでの中村のトップデックは、なんと《虹色の前兆/Prismatic Omen》。

 ギリギリ、土地を引けば逆転の可能性がある盤面ではあったが、中村のライフが無くなるより先に、6枚目の土地にたどり着くことはできなかった。

Eric 2-0 中村

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