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Round 18: 中村 修平(大阪) vs. 田崎 亮(東京)

Round 18: 中村 修平(大阪) vs. 田崎 亮(東京)

By Daisuke Kawasaki

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 17回戦で敗北し、トップ8の権利こそほぼ失ったものの、目標であったトップ32まであと勝ち点1点となった中村 修平(大阪)。最終戦をID(合意の引き分け)できれば、レベル8が確定である。

 齋藤 友晴(東京)が18ヶ月の出場停止処分となり、渡辺 雄也(神奈川)が実質レベル7を確定させた現在、中村のみが日本人でレベル8を維持する資格を残している事になる。

 だが、最終戦のこのラインは勝敗で大きく賞金が変化するラインでもあり、容易にIDができるというわけではない。事実、最終戦でマッチングされた「初代Limitsチャンピオン」田崎 亮(東京)は、中村からのIDの申し入れを断っている。

 というわけで、ここで中村はレベル8をかけた同型対決を行うこととなった。

Game 1

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 先手の中村が《つぶやき林/Murmuring Bosk》をフェッチしたのちに、《探検/Explore》をプレイし、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を戦場にだすと、田崎も《探検/Explore》をプレイ。《霧深い雨林/Misty Rainforest》から《島/Island》をサーチして《定業/Preordain》をプレイする。

 続くターン、田崎のタップアウトの隙に《虹色の前兆/Prismatic Omen》をプレイする中村。対して田崎は4マナ残してターンを終了する。中村の《虹色の前兆/Prismatic Omen》を手札に戻そうとする2連続の《謎めいた命令/Cryptic Command》を、1枚目は《マナ漏出/Mana Leak》、2枚目は田崎の土地を戻しながらの《謎めいた命令/Cryptic Command》で対処する中村。

 ここで、6枚目の土地にたどり着いた中村は、フェッチを置いて、まずは田崎に3点のダメージを与え、《戦争門/Wargate》をプレイ。だが、この《戦争門/Wargate》は《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターされてしまう。

 返すターン、田崎は《戦争門/Wargate》をX=3でプレイし、《虹色の前兆/Prismatic Omen》を《忘却の輪/Oblivion Ring》で追放する。しかし、中村の手札には2枚目の《虹色の前兆/Prismatic Omen》があった。フルタップの隙に《不屈の自然/Rampant Growth》までプレイし、ターンを返す。一方の田崎は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイする。

 この《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》はフェッチによる《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》のダメージで対応した中村だが、追加のダメージソースとなるカードを手に入れられない。

 毎ターン土地をセットし、3点ずつ地道に削っていく中村。対して、田崎も有効カードを手に入れるべくドローを進める。そして、先に有効カードにたどり着いたのは田崎だった。田崎は、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイすると、+2能力で、1枚の土地では除去されないようにし、じわじわとアドバンテージ差を広げていく。

 そして、ついに田崎もX=2の《戦争門/Wargate》によって、《虹色の前兆/Prismatic Omen》を戦場に。《前兆の壁/Wall of Omens》を《流刑への道/Path to Exile》したりとできる限りのスピードで中村のライフを削っていく。

 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で2倍以上のスピードでライブラリーを掘っている田崎には、さすがの中村といえども太刀打ちできないのだった。

田崎 1-0 中村

Game 2

 先手の中村は2ターン目に《虹色の前兆/Prismatic Omen》をプレイ。田崎も2ターン目に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をプレイしてくるのだが、その隙に《耕作/Cultivate》でマナ加速する中村。

 互いにドローゴーが進み、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》にカウンターが2個載ったところで、中村が《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセット。それに対応する形で田崎は《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を起動。

 だが、中村の手札には2枚目の《虹色の前兆/Prismatic Omen》があった。田崎が《謎めいた命令/Cryptic Command》を使えないターンにこれを設置して、フェッチランドをプレイする。

 中村は順調にマナを増やし、2枚目の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》までたどり着くのだが、ここで田崎は《謎めいた命令/Cryptic Command》で《虹色の前兆/Prismatic Omen》を手札に戻す。田崎の残り3点のライフを削れるかという段で、田崎は《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》をプレイする。

 ここで中村はまず《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》をプレイ。そして、フェッチをセットしてターンを終える。一方の田崎は《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》でクロックを刻みはじめる。

 だが中村はフェッチを温存したまま《虹色の前兆/Prismatic Omen》を打ち消しに来た《謎めいた命令/Cryptic Command》を《謎めいた命令/Cryptic Command》仕返すことに成功し、手札に土地があったことで、星をイーブンとした。

田崎 1-1 中村

Game 3

 先手の田崎がダブルマリガン。

 ここで、再び中村がIDを申し込んだところで、田崎は小考し、そして、これを受け入れた。

田崎 1-1-1 中村

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 これにより、中村は来期のレベル8を完全に確定させることとなった。

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