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演者紹介:浅原 晃
 マジック界のKing of Popとして知られる、強豪プレイヤーにして、デッキビルダー・ライター。主な戦績は、世界選手権05・世界選手権08トップ8、グランプリ優勝2回、The Finals2連覇など。
 「構築戦はビルダーの舞踏会。タキシードでないデッキはジャージ」といいつつ、時に斬新なデッキを持ち込み、時にトップメタのデッキを使うという虚実入り交じった発言で人々を惑わせる『A級の虚影(エーツー)』。
 ゴブリンデッキに《怒りの天使アクローマ》を投入するなどの柔軟な発想から海外でもカルトなファンが多く、また、構築・リミテッドを問わず見せる高いプレイスキルから国内プロからの信頼も厚い。......が、虚構も多いので、虚構を虚構と見抜ける人間でないと浅原のアドバイスを受けるのは難しいと言われている。
 代表作は、自身のビルダーとしての原点という「アングリーハーミット・ゼロ」、荒堀 和明のグランプリ・仙台優勝によって世間の注目を集めた「アサハラ・ゾンビジム」、ヴァージョン6まで存在する勝ち手段の存在意義を問うた問題作「みのむしぶらりんしゃん」、God of the Deck略して「G.o.D.」、Wander Deck「The One」他多数。

ある戦場


アヴィトーラ将軍 「忌まわしき者の壁は必ずや落ちる。攻城兵器を用意せよ。戦場へ向かうぞ!」

.........(数十分後)

アヴィトーラ将軍 「まさか、我が軍団が......」


ある酒場


アヴィトーラ将軍 「ありえぬ!なぜ我々を蹂躙しえたのだ?象も防壁も用意していたのに......。しかも、奴らは我々の十分の一も居なかったのだぞ!」

部下A 「攻城兵器って言っても、あれ《包囲マストドン》っすからね。無理っすよ。普通に考えて3/5バニラで城とか、素人が相手じゃないと落とせないっす。城だけに」

アヴィトーラ将軍 「そんなことは無い、実際に奴のあのデッキのクリーチャーは《包囲マストドン》の前に止まっていたではないか、《包囲マストドン》を100体も並べてこれから攻撃しようとしたときに、何故か我が軍の補給線がついえてしまったのだ。決して《包囲マストドン》が打ち倒された訳ではない。」

部下A 「確かに、相手のあのデッキ最初は4/3速攻とか、2/1ブロックできないとかで攻めてきたっすね。あれなら、《包囲マストドン》を突破できないっす。まあ、何かおっきくなる奴は何体かいたみたいですけど」

アヴィトーラ将軍 「それに、《包囲マストドン》は必殺のコンボもある。これで何人たりとも、この牙城は突破できないはずなのだ」

部下A 「それは、初耳っす」

アヴィトーラ将軍 「《包囲マストドン》に、私の《大将軍の斧》を装備すると6/6になってタイタンとも戦えるというコンボだ。これ、渡辺雄也のリミテッド・コンボ術に応募する予定だから、みんなには黙っとけよ」

部下A 「それ《悪斬の天使》にも勝てるっすね。(それがコンボっすか......)」

アヴィトーラ将軍 「あ、ほんとだ」

部下A 「ちょっと対策を考えるために軽く纏めますか。相手のデッキは何か良くわからないけど、《包囲マストドン》をたくさん並べても勝てなかったというわけですね。4/3速攻とか、2/1とかは相手の墓地から蘇ってきたりしてたみたいっすけど、こっちの場には《包囲マストドン》たくさんいたし、殴られること自体は問題じゃなかったってことっすね」

アヴィトーラ将軍 「そうだな、地上は《包囲マストドン》ががっちり固めていたからな、そしてライフが0になったわけでもない。何を言っているか自分でもわからねぇが、気づいたら、俺の軍の戦力が0になっていた。というか、デッキが0枚になっていた。殴ってくるデッキかと思ったら、ライブラリーを削ってきやがった。これに関しては戦力としては十分期待できる《包囲マストドン》もお手上げだ。俺の将軍デッキに関して気になる奴もいると思うが、デッキレシピを挙げておけば、津村健志高橋優太が記事で解説してくれることだろう。」

アヴィトーラ将軍の『将軍デッキ』
100 《平地/Plains》

-土地(100)-
100 《包囲マストドン/Siege Mastodon》

-クリーチャー(100)-
10 《大将軍の斧/Warlord's Axe》
10 《鼓舞する突撃/Inspired Charge》

-呪文(20)-

部下A 「さすがに、完無視だと思うっすけど......。とりあえず、相手のデッキは殴るモードと、ライブラリーを削るモード2つを持っているというわけっすね。これ何か懐かしいアプローチな気がしま......」

吸血鬼の貴族 「おっとそこからは、俺が答えよう。」

部下A 「お前はM10で《ナントゥーコの鞘虫》のパチモンとして復活したものの、さしたる活躍の場もなく、M11では《血の座の吸血鬼》にその座を奪われた《吸血鬼の貴族》!」

吸血鬼の貴族 「おい、やめろ。まあ、その通りだから仕方ない。とりあえず、あいつのデッキには後輩の《血の座の吸血鬼》が入っていて非常に不愉快だった。今、俺の吸血鬼軍団は普通に殴られて負けてきたところだ。殴り値結構たけーんだよあのデッキ。そして、俺も入れてくれよっていったけど拒否られた。」

部下A 「2マナと3マナの差はデカイってことっす。」

アヴィトーラ将軍 「《包囲マストドン》も2マナくらいでいいのにな。」

吸血鬼の貴族 「ただでさえ、戦闘ダメージがスタックに乗らなくなったせいで、今までチヤホヤしてた奴らが手のひらを返して、ゴミを見る目で見てきやがったのに、さらに、この仕打ちとは、クソックソッ!......まあそんなことはいい、あいつのデッキの《血の座の吸血鬼》はすげえサイズになったりしたな。何かヘンテコなスライムが出てきたと思ったら、それ食べて成長してた。しかも、そのスライムはやたら分裂する奴で参った。おや、スライムの様子が......ってしゃれになんねーぞ!」

アヴィトーラ将軍 「そんなの《包囲マストドン》で止めればいいだろう。」

吸血鬼の貴族 「いや無理。」

部下A 「1回は止められますけどね、さすがに、最初小さいからってなめてると、ありえぬことになるっすよ。それ聞くと、昔あったエンジェルヘイトってデッキにも似てるっすね。」

アヴィトーラ将軍 「うむ、聞いたことがある。」

吸血鬼の貴族 「ああ、《堕天使》を《アカデミーの学長》で生贄に捧げて、《はじける子嚢》なんかを出して一気に強化するデッキだな。確かにあれっぽい動きはしていた。ただ、さらにクリーチャーが死ぬとトークンを増やすクリーチャーもいたし、吸血鬼っぽいのがたくさん入っていた。それに、クリーチャーを墓地に落とすことが第2の勝利条件に繋がっているという話も聞いた。つまり、その辺が鍵になるポイントかもしれないな。そして、相手のデッキは土地とクリーチャー以外のカードが入っていなかった。」

吠えたける鉱山 「うああああああ!うああああああ!」

アヴィトーラ将軍 「なんだ」

吠えたける鉱山 「......。てかさー、吠えたける鉱山だから、吠えるだけってマジありえないんですけどー。この前、マローに呼びだされて台本渡されてビックリ。セリフ、うああああ!うああああ!しか書いてないって、おいおい、俺にも言いたいことたくさんあるっつーのに......何年この業界でやってきたと思ってんの、これ完全に風評被害でしょ。しかも、M11に入ってないってどういうこと、基本セットから卒業おめでとう!って、卒業って引退じゃねーか!なんだよ《寺院の鐘》って。《寺院の鐘》は吠えてくれるのか、あーん?。」

吸血鬼の貴族 「まったくだ、M11を選んだ奴は何も分かってない、タイタンが何だって話だよな。俺も『タイタンとか出てこいよ、ぶっ殺してやんよ』って心の中でいつも言ってる。」

部下A 「(変なの増えてきたっすね)。そうそう、鉱山さんはあのデッキについての情報とかないっすか?」

吠えたける鉱山 「あー、あのデッキね。俺もさっき通りすがりにボッコにされてきたけどさー。あのデッキは俗に言うビートダウンコンボデッキって奴じゃね?」

アヴィトーラ将軍 「うむ、聞いたことがある。」

部下A 「なんと、古来より、最強デッキの1角を成すと言われるアーキタイプであるとされているビートダウンコンボデッキっすか。かつてのエクステンデッドで活躍した、ゴブバンテージっていうデッキは、ゴブリンのビートダウンでもありながら、同時に《ゴブリンの放火砲》の瞬殺コンボも備えており、環境を恐怖のどん底におとしいれ、支配していたとかいないとか。」

吠えたける鉱山 「あのデッキは基本はクリーチャーで殴るビートダウンで副次的な戦略としてライブラリーアウト戦略を使ってんじゃん。アヴィトーラ将軍とやってたときも《包囲マストドン》が突破できなかったから、そっちに切り替えたんっしょ。ビートダウン要素の部分は少し前にあった墓地系のデッキと一緒っぽい。《面晶体のカニ》とかで墓地にカードを落としていって、墓地でアドバンテージを稼いで行くタイプ。墓地から直接蘇ってくる奴が、4種類くらいは入ってたんじゃん。」

部下A 「なるほど、M11からだと、《組み直しの骸骨》とか注目株っすね。」

吠えたける鉱山 「あー、それ入ってた。何回も蘇ってうざい上に、生贄に捧げて何か起こるって奴と組み合わさるとひどいことになってたわ。《血の座の吸血鬼》以外にも何か占術する奴とか入ってたなあ。いや、別に強くないと思うんだけど何かやられた気になった。」

アヴィトーラ将軍 「だんだん見えてきたな。しかし、これだけ、再利用性の高い黒いクリーチャーが入っていると《死の門の悪魔》とかが入ってるんじゃないかというのが私の......」

死の門の悪魔 「今後ともよろしく」

一同 「うわっ」

死の門の悪魔 「店員さん、生一つ。あのさー、甘い!もうさー、今日び悪魔とか無理やわ、やってられまへんで。なんなん、なんなん!今日も《流刑への道》で流刑されて一仕事終えてきたとこやし。この前は忘却されっぱなしで、さらにこの前は《精神を刻む者、ジェイス》とかいう奴に帰れいわれるし。あいつと同じ神話レアなのに、俺のことパックから見るとどいつもこいつも、まるで不幸そのものを見たような顔になるし、そら悪魔やけど、おまえら良心ってもんがないんかっていいたいわ、ほんま世の中怖いわ。さっきも帰りがけに黒緑青のデッキに当たって、《精神を刻む者、ジェイス》もおらんし、これなら何とかなるか、と思って出てったら《霊気の達人》であっさり戻されたわ、バウンス系とかマジ勘弁。あのクリーチャーとか、絶対1枚とかしか入ってへんと思うんやけどなぁ。ヘンテコなエルフシャーマンがデッキからクリーチャーサーチしてくんやけど、あのエルフ、強すぎやで。あいつ、悪魔や、悪魔。」

部下A 「あー、最近ブイブイ言わしてる《獣相のシャーマン》っすね。確かにあいつは手札のクリーチャーを墓地に落とせるし、サーチできるしで、あのデッキのコンセプトにはピッタリかもしれないっす。いやピッタリっすね。てか、その相手、あのデッキですね。」

死の門の悪魔 「そんなわけで、もう悪魔とか流行らんわってことで、最近は赤単とか使ってるんやけど、これがメインボードはあのデッキに圧勝だったんよね。それで、サイドも《狡猾な火花魔道士》で完封やって思ったら、逆に相手からよくわからん力線って奴だされて、《狡猾な火花魔道士》でクリーチャーが除去できなくなるわライフは回復されるわで、なんか散々だったわ。あのデッキは、システムクリーチャーにちょっと頼りきってるところあるみたいやから、そこ潰せれば余裕やったんやけどね。例えば白だったら、何か天使いたやん、あれ出せれば完封できるんちゃうかな。あいつも悪魔みたいな奴やから。」

アヴィトーラ将軍 「無用!白は《包囲マストドン》だけで十年は戦え......」

部下A 「それはありえぬ!」

アヴィトーラ将軍 「......」

部下A 「その天使って、《静寂の守り手、リンヴァーラ》っすか。確かに聞いた話を総合すると、相手のデッキは起動型能力のクリーチャーが異常に多そうなんで、その天使を雇えれば、結構あっさり勝てるかもしれないっす。ちょっとそれはいい話を聞いたっす。」

吸血鬼の貴族 「まあ、サイド後だと相手も《破滅の刃》とか入ってくるだろうけどな。どちらにしろ、墓地を経由するのは間違いない以上。墓地除去も有効だと思うが。ただ、《獣相のシャーマン》を生かしておくとどうしようもない部分もあるので、そこだけは潰しておきたいと言うのは間違いないところだな。」

吠えたける鉱山 「あのデッキの実体はだいぶ見えてきたって感じ?俺もリベンジしたとこだけど、何かシルバーバレット戦略も取られているみたいなのが気になったなぁ。」

アヴィトーラ将軍 「あ、あれね。知ってる知ってる。」

部下A 「なんと!現代では使い手が居なくなったとされる、伝説のシルバーバレット戦略ですか!確かに《獣相のシャーマン》はあの《適者生存》の生まれ変わりと目されているクリーチャーっすからね。元がエンチャントで、今回はクリーチャーになったことで場に残りにくく単体での信頼性は低いと思うのですが、元の基本戦略に噛ませつつ、アクセントとして採用するという手法はいいっすね」

死の門の悪魔 「そやな、俺みたいに、全身全霊で出しちゃうと残らなかったとき悲惨やからなぁ。そういう時代やないんや。M11で入った《糾弾》とか、俺とかマジ何やねんってなるわ。6点払って9点回復して3点ゲインってアホかっっちゅーの。システムクリーチャーなら、《糾弾》にも引っかからへんし」

アヴィトーラ将軍 「《包囲マストドン》も《糾弾》にはどうしようもないな......」

吸血鬼の貴族 「なるほど、あのデッキの強さが見えてきたな。まあ、そもそも、シルバーバレット戦略は対応するカードを持ってくるものであるので、デッキの主軸の戦略には成りえない。かつてのサバイバルナイトメアや、サバイバルデスといった《適者生存》を使ったデッキも、軸となる墓地利用のアドバンテージ要素が別に用意されてあってこそ、サーチによる対応力が生きたのだ(まあ、《ゴブリンの太守スクイー》が出てからはちょっと変わるが)。あのデッキの《獣相のシャーマン》は墓地にカードを落とすエンジンの役割を主軸としていて、さらに、相手の行動に対応できるクリーチャーや、一部のカードとコンボになるクリーチャーを状況に応じてもってこられるといった補助的な役割も担っている。俺がやったときに持ってこられた《カターリの残影》なんかもいい例だな。確実に2体のクリーチャーをプレイできるカードであるので、《復讐蔦》が墓地にある状態では優れたクリーチャーになるというわけだ。吸血鬼だけにシルバーバレッドには弱いんだーって、しゃれになんねーぞ!」

部下A 「簡単に言うと、たくさん入れるほどの汎用性のないけど、その代わりに尖った効果のあるものは、1枚だけ入れてあって状況に応じて呼んでくるってことっすね」

死の門の悪魔 「あんま入れすぎるとデッキの対応力が逆に薄くなってしまうから、そんな入ってないと思うやけどな。《面晶体のカニ》かなんかで、墓地に落ちてしまうと結局持ってこられへんし」

アヴィトーラ将軍 「墓地から殴るシステムは結局のところ、《面晶体のカニ》や《獣相のシャーマン》で《復讐蔦》や《恐血鬼》をバリバリ墓地に落とすっていうのは分かったが、ライブラリーを削るシステムがよく分からんぞ」

部下A「それは、多分、蘇生クリーチャーの《絞り取る悪魔》を利用したっすね。多分、これが4種類目の墓地から戻ってくるやつっす。実際に将軍もやられているはずじゃないっすか?」

アヴィトーラ将軍 「何かわけわかんないことしているなーとは思ったけど、まったく記憶に残ってない。すまぬ、《包囲マストドン》が居たから安心しきっていたよ」

部下A 「ちょっと不確定要素を纏めてみるっす。さっき、貴族さんが言っていた、トークン出すってクリーチャーは多分《ウラモグの手先》っす。こいつはトークンでないクリーチャーが墓地に落ちるとエルドラージトークンを1個出すってクリーチャーっす」

吸血鬼の貴族 「確かに、そんな奴もいたな。一応、吸血鬼一族の下っ端みたいな奴だ」

部下A 「《恐血鬼》なんかは何回も戻ってくるっすから、《血の座の吸血鬼》なんかで生贄に捧げ続けると、どんどんエルドラージトークンが生まれるっすね、このトークン自体は《ウラモグの手先》とはさすがにコンボらないっすけど、生贄に捧げてマナが出せるので、その動作の間に《絞り取る悪魔》が居れば、どんどん相手のライブラリーか自分のライブラリーが削れていくっすよ。そして......」

吠えたける鉱山 「そこに《組み直しの骸骨》も加わると......うああああ!」

部下A 「鉱山さんは気づいたみたいっすね。そうっす。《組み直しの骸骨》は黒と1マナで墓地から復活するっすから、それを生贄に捧げて、《ウラモグの手先》の効果でエルドラージトークンが生まれる。ここから1マナ出るっすから、実質黒マナだけでぐるぐる回るっす。とりあえず、場にエルドラージトークンを溜めておくってのも簡単に出来るっすね。《絞り取る悪魔》も1体だと削れないときも多いっすけど、2体ともなれば話は別っす、それを出すマナ源と、この能力の餌となるクリーチャーも同時に確保してるっす。まさに一挙両得な作戦であり、あのデッキの骨格になってるってわけっす。骨だけに」

死の門の悪魔 「なるほど、考えられとるやん。《墓所のタイタン》から《死の門の悪魔》出したら《流刑への道》されるコンボとは偉い違いやね。縦のシナジーよりも横のシナジーを重視すれば、何かいろいろ相乗効果が生まれるってわけや」

部下A 「《血の座の吸血鬼》+《分裂するスライム》を例に挙げるっすけど、爆発的にサイズを上げるってのと、《絞り取る悪魔》のライブラリーアウト戦略も補助してるっすね。もともとあのデッキは黒緑で成り立つ感じで構想してたっぽいっすけど、結局青入れて、墓地利用スタイルを強化したっすね。また、サイド後の《投げ飛ばし》プランも意外性があって強力っす。あのデッキ作った人《投げ飛ばし》好きすぎっす。《絶滅の王》とか入れちゃってサイズだけはすごい奴投げるっす。そのために《山》も入れるっす」

吸血鬼の貴族 「でかくなった俺の後輩とかも投げられるしな」

死の門の悪魔 「俺も投げてほしいくらいやで」

吠えたける鉱山 「うあああああ!すげえ!うあああああ!」

アヴィトーラ将軍 「難しくてよーわからん。とりあえず、《静寂の守り手、リンヴァーラ》1枚、静寂なるシモンから、借りられたから、リベンジいってくるわ。」

一同 「行ってらっしゃい」


ある戦場


アヴィトーラ将軍 「忌まわしき者の壁は必ずや落ちる。攻城兵器を用意せよ。戦場へ向かうぞ!」

.........(数十分後)

アヴィトーラ将軍 「ふぅ......。しかし、今回は意外とあっけなかったな。さすが我が軍団といったところか。」

部下A 「あ、将軍、良く見ると倒したデッキ、あのデッキじゃないっす。それ、シミチ......清水直樹のデッキっす。そりゃ将軍でも勝てるわけっす。」

アヴィトーラ将軍 「ギャフン」


ある酒場


アヴィトーラ将軍 「......しかし、お前、何でそんないろいろなことやあのデッキについて、詳しくわかるんだ?」

部下AA 「いや、だって、あのデッキ作ったのって......」

『あのデッキ』
4 《水没した地下墓地》
4 《忍び寄るタール坑》
3 《広漠なる変幻地》
2 《新緑の地下墓地》
2 《霧深い雨林》
3 《森》
3 《沼》
3 《島》

-土地(24)-
4 《獣相のシャーマン》
4 《恐血鬼》
4 《復讐蔦》
4 《血の座の吸血鬼》
4 《面晶体のカニ》
4 《マーフォークの物あさり》
3 《絞り取る悪魔》
3 《ウラモグの手先》
1 《カターリの残影》
2 《組み直しの骸骨》
1 《分裂するスライム》
1 《霊気の達人》
1 《背教のドッペルゲンガー》
1 《臓物の予見者》

-クリーチャー(37)-
-呪文(0)-
4 《活力の力線》
3 《破滅の刃》
3 《投げ飛ばし》
3 《絶滅の王》
2 《山/Mountain》

-サイドボード(15)-

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