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アーチエネミー・ルール紹介
アーチエネミー・ルール紹介
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「アーチエネミー」って何?
アーチエネミーは、それと同じ名前のカジュアルな新ルールでのゲームを楽しむために必要なものが全て入っています。アーチエネミーのゲームでは、プレイヤーの1人が破壊の権化、無慈悲な暴君のアーチエネミーとなり、他のプレイヤーはチームを組んでそのアーチエネミーを食い止めるため、双頭巨人戦のようにターンを共有して戦います。
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アーチエネミー相手にチームを組むのは卑怯ではありません。生き延びるための苦し紛れの手なのです。アーチエネミーは通常の60枚デッキだけではなく、20枚の大型計略カードのデッキを携えて襲ってきます。計略とは、アーチエネミーの巧妙な絵図と強大な策謀を表し、必要に応じて――多分――2人、3人、4人、あるいはそれ以上の対戦相手をなぎ倒す力を彼のデッキに与えるのです。
では、さっそくゲームの準備についてご説明しましょう。
欠片を集めよ
アーチエネミーをプレイするには、それぞれのプレイヤーが通常のマジックのカードからなるデッキを準備する必要があります。通常、デッキは普通の構築戦ルール、つまり60枚以上のデッキ(アーチエネミーのパックにも、60枚ずつのデッキが入っています)を使いますが、理論上はEDHの100枚デッキや、シールドの40枚デッキ、その他あらゆる種類のデッキで対戦することができます。アーチエネミーとなるプレイヤーは、それ以外に、20枚以上の大型計略カードからなる計略デッキ(アーチエネミーのパックに入っています。複数のゲームパックに含まれている計略カードもあります)を使います。
各プレイヤーがアーチエネミーのパックを持っていたら、交代でアーチエネミーになり、計略デッキを使うのもいいでしょう。計略デッキを改造したいなら、デッキの枚数は20枚以上、同じ計略カードは2枚までしか入れられない、という2つだけは守る必要があります。
ゲームの開始時に、各プレイヤーは定型のマジックのデッキを切り直します。アーチエネミーはそれに加えて計略デッキも切り直します。アーチエネミーは計略デッキを裏向きに置きます。ライブラリーと同じように、計略デッキの表を見たり順番を変えたりすることはできません。
計略を実行せよ
アーチエネミーのターン進行は、普通のマジックのゲームとほとんど同じですが、一つだけ大きな差異があります。アーチエネミーのターンの第一メイン・フェイズの開始に際して、そのプレイヤーは計略を実行中にします。「実行中にする」はフレイバー的な表現ではなく新しいゲームの処理で、計略デッキの一番上のカードを表向きにすることを意味します。
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ほとんどの計略カードは、「あなたがこの計略を実行中にしたとき」という誘発型能力を持ちます。他の誘発型能力と同じように、アーチエネミーやその対戦相手はこの能力に対応して呪文を唱えたり能力を起動したり出来ます。
タイプ行に「Ongoing Scheme(持続計略)」と書かれている計略があります。
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持続計略は、その効果によって破棄(計略デッキの一番下に置くこと)されるまで表向きであり続けます。ほとんどの持続計略には破棄される条件が記されていますが、対戦相手が何かをしたことによるものがほとんどです。持続計略は戦場にあるわけではなく、パーマネントではなく、また破壊されることもありません。
持続しない計略は、その能力が解決されたり打ち消されたりした時点で計略デッキの一番下に置かれます。
計略の中には、その効果を完全に発揮するためにマナを支払う必要があるものもあります。
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計略の誘発型能力が対象を取る場合、他の誘発型能力と同じように、その誘発型能力がスタックに置かれる時点であなたがその対象を選びます。一方、{X}としてどれだけのマナを支払うかを決めるのは解決時です。つまり、あなたの対戦相手は何がダメージを受けるかは判りますが、何点のダメージを受けるかは判らないのです。
対戦相手のうち1人を選び、「己が犠牲になるか、友を犠牲にするか選ぶがよい」と問いかける「死刑囚」計略があります。
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その対戦相手が自分を犠牲にしてチームを救う場合、アーチエネミーの対戦相手全体の受ける被害は少なくなります。そうしない場合、自分自身は被害を受けませんが、他のチームメイトには少しずつ野被害が与えられることになります。チームのためのプレイヤーは、客観的に判断し、チームメイトと相談し、チーム全体にとってよりよい選択を行なうことでしょう、が、全てのプレイヤーがチームのために振る舞うとは限らないのです!
あなたが選んだ対戦相手にもうチームメイトが残っていなければ、「他」を選ぶことで効果はまったく発生しなくなります。とはいえ、そのプレイヤーはあなたとあなたの計略を相手に孤軍奮闘するという状況に陥っているということですが!
計略を第1メイン・フェイズの開始に際して公開するのは、義務です。厳かにその名を告げ、フレイバー・テキストを読み上げ、高笑いをするのは権利です。
勝利、敗北、痛み分け
これ以外のルールは非常に明快です。アーチエネミーは40点のライフを持ってゲームを始め、他のプレイヤーは20点から始めます。各プレイヤーは最初に7枚の手札を引き、通常通りにマリガンを行ないます。多人数戦ですので、最初のマリガンでは6枚でなく7枚のカードを引くことが出来ます。それ以降のマリガンは、通常通り1枚ずつカードを減らします。
アーチエネミーが最初のプレイヤーとなり、最初のドロー・ステップにもカードを引きます(ひでえ!)。
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アーチエネミーの対戦相手は、双頭巨人戦と同じようにターンを共有します。チームのアンタップ・ステップにそれぞれのプレイヤーが自分のパーマネントをアンタップし、以下も同じように進めます。チームメイトそれぞれが、チームのメイン・フェイズに1枚ずつ土地をプレイできます。それぞれのクリーチャーのうちどれがアーチエネミー(あるいはアーチエネミーのコントロールするプレインズウォーカー)を攻撃するかを選び、そして選ばれたクリーチャー全てが同時に攻撃します。チームメイトを攻撃することは出来ません。
アーチエネミーと対峙するプレイヤーのチームがアーチエネミーの支配作戦を打ち破るためには、チームメイトの協力が必要です。ただし、カードやその他のリソースを共有することはできません。チームメイトが呪文を唱えるためにマナを融通するようなことはできないのです。
チームのプレイヤーが最大の犠牲を強いられ、ゲームから除外されることになった場合、チームの残されたメンバーは戦い続けることになります。ただし、多人数戦におけるプレイヤーが除外されたときのルールはそのまま適用されます。つまり、そのプレイヤーがオーナーであるパーマネントやカードはゲームから除外され、そのプレイヤーがコントロールする呪文や能力は消滅し、そのプレイヤーが、自分がオーナーでないパーマネントのコントロールを得ている効果は終了します。
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アーチエネミーは、対峙しているチームの全メンバーを倒したら勝利です。対峙しているチームは、アーチエネミーを倒したら勝利です。既にゲームから除外されているプレイヤーも含め、チームの全てのプレイヤーが勝者となります。
プレイヤーは、ライフ総量が0以下になる、空のライブラリーからカードを引く、10個以上の毒カウンターを持つ、「ゲームに負ける」効果を受ける、あるいは対戦相手が「ゲームに勝つ」効果を受ける、のそれぞれの場合に敗北します。アーチエネミーが、対峙しているチームの最後のプレイヤーと同時に敗北した場合、ゲームは引き分けになります。
この、通常の「1対多」アーチエネミー形式に加え、無差別戦変種ルールが存在します。全プレイヤーがそれぞれの計略デッキを持っているのです! あるいはそれぞれがアーチエネミーとして群がる英雄どもを蹴散らし、滅ぼした世界の残骸と戦っているのかも知れません。もしかしたら英雄の中から、強大な力の源を手にしてあなたと対等の勝負を挑んできたのかも知れません。何にせよ、この変種ルールは想像を絶する力を持つ者どもの破壊的な取っ組み合いになる可能性があります。そして、この形式において「自身か他か」の選択を突きつけられることは何の苦にもなりません。「ハッハー! 他だ!」と叫べば済むのですから!








